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被災者たちに、ホッとできる場所を 入浴支援をする自衛隊の笑顔に、涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:@JGSDF_pr

2017年7月5日に九州を襲った、記録的豪雨。多くの住宅が倒壊し、行方不明者や死者が出ました。

被災地で生活をしている人を、多くの自衛官たちが支え続けています。

陸上自衛隊による『入浴支援』の様子

2017年7月18日、陸上自衛隊のTwitter公式アカウントは、福岡県で撮影した4枚の写真を投稿。

そこに写っていたのは、行方不明者捜索に励む、鹿児島県薩摩川内に駐屯する第8施設大隊。そして、入浴支援に励む東北方面隊から派遣された第5施設団隊員の姿でした。

行方不明者捜索に励む第8施設大隊

瓦礫をどかし、泥水の中を進む自衛官たち。彼らは、無事を祈る人たちの思いを背負い、毎日行方不明者を捜索しています。

出典:@JGSDF_pr

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入浴支援に励む第5施設団隊員

男湯には男性自衛官、女湯には女性自衛官がそれぞれ立ち、被災者に笑顔を向けています。

出典:@JGSDF_pr

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設置した仮設銭湯には入れない自衛官たち

grapeでは、過去に『自衛隊は被災地などに仮設銭湯を設置しても入らない? 元自衛官に聞いてみた』という記事を掲載しています。

「陸上自衛隊の支援任務の際は、仮設銭湯を設置しても自分たちは入らない?」という噂に対し、元自衛官はこのように述べました。

被災者の方々に向けての仮設銭湯なので、自衛官は現地で利用しません。

現地での活動は、もちろん汗だくでへとへとになりますが、風呂には入らず、身体をウェットティッシュなどので拭き取ります。

なんと設置した仮設銭湯を、災害派遣された自衛官たちが使うことはできないというのです。

真夏日の力仕事は、予想以上に体力を消耗します。にも関わらず、彼らは湯で汗を流すことすらできません。

被災者だけではなく、現地の自衛官たちも大変な思いをしているはず。彼らにも、ホッと息をつくひと時を与えてほしいと感じます。


[文・構成/grape編集部]

イメージ写真

「たかが30cm」「津波しょぼい」に憤りの声 「絶対に侮っちゃいけない」日本各地で津波警報が発表された2025年7月30日。実際に到達した津波に対し「30cmの津波なんてしょぼい」などという声が上がって…?

津波看板

津波のスピードは『ジェット機並みの速さ』になることも 警報が発表された時の行動は?2025年7月30日8時25分頃、ロシアのカムチャツカ半島付近で、マグニチュード8.7の地震が発生。その影響で、同日11時現在、北海道から本州、九州まで、太平洋側を中心に広い範囲で『津波注意報』および『津波警報』が発表されています。津波警報が発表されたら、すぐに避難を始めることが大切です。

出典
@JGSDF_pr

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