落ちない汚れの原因は洗剤選び? 企業の解説に「盲点だった」
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洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
- 出典
- @cainz_san
丁寧に掃除をしているはずなのに、なかなか落ちない汚れがあるとイライラしませんか。その汚れが落ちない理由は洗剤と汚れの性質のせいかもしれません。
洗剤選びのコツは汚れのタイプを知ることにありました。
洗剤選びは汚れの性質を考えて
汚れ落としに効果的な洗剤を使っていても、『落としたい汚れの性質』と『洗剤の性質』が合っていなければ、効果を発揮できません。
ホームセンター・カインズのX公式アカウント、『となりのカインズさん』(@cainz_san)が、洗剤と汚れの関係、洗剤選びのポイントを解説しています。
洗剤を選ぶ際には、汚れの性質を見極めることが大切です。汚れと反対の性質を持つ洗剤を選べば、汚れをさらに落としやすくなるのだそう。
ここでいう『性質』とは、『酸性』『アルカリ性』を指しています。
例えば酸性の汚れなら以下が代表的です。
・油汚れ
・皮脂汚れ
・タンパク質汚れ
・生ゴミのニオイ
・浴槽のカビ
また、アルカリ性の汚れなら以下が知られています。
・水アカ
・せっけんかす
・尿石
・アンモニア臭
・魚のニオイ
このような汚れは、それぞれ反対の性質を持った洗剤が効果的だとのこと。つまり、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れなら酸性の洗剤が効果的ということになりますね。
アルカリ性の洗剤なら『重曹』、酸性の洗剤なら『クエン酸』が使われているタイプが代表的です。
洗剤は成分をチェックして選ぼう
それぞれの性質を持った洗剤を探すのであれば、ドラッグストアやスーパーの売り場を見て回ればすぐに分かるでしょう。
最近は製品のパッケージに『酸性』『アルカリ性』という表記があるものも多く、迷いにくくなっています。また、ダイレクトに『クエン酸』『重曹』を買うのもよさそうですね。
頑張っても落ちない頑固な汚れは洗剤との相性が悪かったのかもしれません。使っている洗剤を見直して、汚れに合ったものを使いましょう。
[文・構成/grape編集部]