旬の梨を買いすぎたら? 農家おすすめの『保存場所』は…
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- 取材協力
- 橋本梨園
果物を購入したけれど、「量が多くてすぐには全部食べられなかった」ということはありませんか。
このような場合、食べるまで適切な場所に保存しておきたいですよね。秋が旬の梨は、どのように保存するのがいいのでしょうか。
千葉県白井市でおいしい梨を生産している『橋本梨園』に取材しました。白井市は千葉県でトップクラスの収穫量を誇る梨の産地として有名です。
梨は野菜室での保存がおすすめ!
『橋本梨園』によると、一番よいのは冷蔵庫に保存することだそうです。
新聞紙やポリ袋でくるんで冷蔵庫の野菜室に入れると、7~10日ぐらいは持ちます。
また、購入したての梨を食べる時には、食べる前に30分ほど冷蔵庫で冷やすと、ほんのり甘みを感じられておいしいそうです。
続けて、NGな保存方法をうかがったところ、このような回答がありました。
例えば、ビニール袋やダンボールに入れたまま、冷房の効いていない常温の場所に置きっぱなしにするのはNGです。
「購入した梨を車に1~2時間放置してしまった」という方がいるようですが、梨は高温や直射日光により、ぶよぶよになってしまいます。
おいしく食べるどころか、せっかくの梨が悪くなってしまうので、車内に放置は絶対にやめましょう。
熱がこもらない場所、涼しい場所、冷暗所に置くのが適しており、先述のように冷蔵庫の野菜室を利用するのがおすすめです。
※画像提供:橋本梨園
長持ちする梨の品種は?
長持ちするかどうかは品種にもよりますが、特に『幸水』や『豊水』といった品種の梨は足が早く、『橋本梨園』でも「橋本梨園から発送して、到着から2~3日以内に召し上がってください」と呼びかけているそうです。
一方、『新高』は長持ちする品種ですが、近年の温暖化によって気温が高いため、早めに食べることをおすすめしています。
『橋本梨園』からは「品種にかかわらず、できるだけ早く食べてください」とアドバイスがありました。
「旬のものはおいしいうちに食べよう」が鉄則です。秋は梨がおいしい季節ですが、すぐ消費できるぶんだけを購入し、早めに食べるようにしましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]