白と茶色は何が違うの? エノキタケ農家の回答に、目からウロコ
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※写真はイメージ

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エノキタケというと、白くて細く、束になったものが主に販売されていますよね。
実は、茶色のエノキタケがあるのをご存じでしょうか。見た目が白くないので、初めて見ると驚くかもしれません。
茶色のエノキタケについて、宮崎県宮崎市にある『加藤えのき』に取材しました。『加藤えのき』では『ブラウンえのき』という名称で、茶色のエノキタケを栽培・販売しています。
画像提供:株式会社加藤えのき
『加藤えのき』に『ブラウンえのき』ついて聞くと、以下の回答がありました。
私たちが栽培している『ブラウンえのき』は、野生のエノキタケと通常栽培している白いエノキタケを交配してできたエノキタケです。
野生のエノキタケは茶色く、茎が太く、栽培品であるお馴染みの白いエノキタケとは見た目も味も異なります。
野生のエノキタケと掛け合わせることで、茎が太く、味が濃厚なエノキタケが生まれました。キノコ本来の風味が強く、コリコリ食感が特徴です。
『ブラウンえのき』は新しく交配によってつくられたエノキタケで、茎が太いなど外見も異なり、味も濃厚でおいしいといいます。
画像提供:株式会社加藤えのき
どんな料理に向いているか、また、どんな料理に使うといいのかも聞いてみました。
和出汁がよく合うので、お吸い物や茶わん蒸し、『ブラウンえのき』のしゃぶしゃぶにするなど、素材の味をより堪能できるレシピがおすすめです。
寒くなってくると、汁物や鍋物などの料理が恋しくなりますよね。
あなたも『ブラウンえのき』を試してみてはいかがでしょうか。新食感と濃い味わいに驚くかもしれませんよ。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]