長時間つけ置きしないで ハイターの注意点に「ギクッ」「ダメなんて」
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- 出典
- 花王
キッチン用品を除菌したい時、便利に使えるのが『キッチンハイター』です。
ピーラーやお玉、トングにザルなど、細かな部分をお手入れするのが面倒なアイテムも、ハイターで浸け置きすればしっかりと除菌できるでしょう。
一方で、ハイター使用時に気になるのが「素材にダメージを与える恐れはないのか」という点です。
ステンレス製品に使えるのかどうか、またその注意点を花王株式会社(以下、花王)の公式サイトから解説します。ぜひ参考にしてみてください。
ステンレス製品にキッチンハイターは『使える』
キッチンハイター裏面の注意事項には、「金属製品には使用NG」と記載されています。しかし、キッチン周りにはステンレス製品が多く、「ハイターが使えれば楽なのに…」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ステンレス製品にキッチンハイターは使えるのかという消費者からの疑問に対して、花王は公式サイトで以下のように回答しています。
ステンレスは、金属でありながらサビにくいという特性があります。水に触れる機会も多いキッチンツールに多く採用されているのは、このためです。強度や耐熱性にも優れていて、きれいな状態を長くキープしやすいところも、優れたポイントだといえるでしょう。
こうした特性を持っているからこそ、ステンレス製品は金属製ですが、キッチンハイターを使用できます。とはいえ誤った方法で使用すればトラブルの原因になるため、使用方法を守り、浸け置き後は水で十分に洗い流してください。
ステンレスシンクでの浸け置きはNG
※写真はイメージ
ステンレス製品にキッチンハイターを使えるものの、「ステンレス製シンクでのつけ置きはNG」とのこと。
大きめサイズのアイテムをハイターで浸け置きしたい時、シンクの排水口をふさいで全体をたらいのようにして使う人もいるでしょう。
シンク全体を使って浸け置きしようと思うと、放置時間は長くなりがちです。シンクにダメージを与えてしまう恐れがあるため、注意しましょう。別の容器で浸け置きし、その汁がシンク内に垂れてしまった場合も、水で十分に洗い流すようにしてください。
基本的には金属NGのキッチンハイター。ステンレスだけは例外ですが、使い方を間違えればトラブルの原因になります。
「これまであまり気にせず使ってしまっていた…」という人も多いかもしれませんが、あらためて正しい使用方法を確認してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]