気持ちよくても「こたつで眠らないで」 理由にゾッとする
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夏のエアコン、風向きは上と下どっちが得? ダイキンの回答に「え、マジか」「そっちなんだ」今回は、熱を室内に入れない工夫や温度のムラを抑えるポイントについて、空調メーカーのダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に話を聞きました。
- 取材協力
- 株式会社山善
日本の冬といえば、こたつを思い浮かべる人は多いでしょう。
いったん入ると、飲み物を取りに行くのも面倒くさくなるほど魅力的な暖房器具ですが、使用する上での注意点があります。
こたつの正しい使い方について、こたつを販売している株式会社山善(以下、山善)に取材しました。
こたつ使用時の注意点
こたつを使用する際、山善は「以下のような点に注意してほしい」と呼びかけています。
就寝用にこたつを使うのはNG
就寝用の暖房器具として使用するのはNGです。ポカポカと身体が温かくなるため、眠くなってしまう人は多いですが、寝入ってしまうと、低温やけどや脱水症状に陥る可能性があります。
低温やけどとは、40~60℃といった比較的低い温度でも、皮膚の同じ場所を長時間温めていると、赤いはん点ができたり、水ぶくれを起こしたりすることをいいます。
万が一、低温やけどをしてしまった時は、ただちに専門医の診断を受けてください。
こたつの温度設定は控えめにして、うっかり寝てしまいそうな状態の時は、使わないようにしましょう。
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1人で使うと危険なケースがある
以下のような人が使う場合は、特に注意が必要です。使用状態に異常がないか、周囲の人が常に注意してください。
・乳幼児
・自身で温度調節ができない人、皮ふ感覚の弱い人
・子供、お年寄り、病気の人
・かぜ薬、鼻炎薬、睡眠薬、抗不安薬など、眠気を誘う薬を服用した人
・過度の飲酒をした人、疲労の激しい人
長時間入りっぱなしだと、低温やけど・脱水症状を引き起こす恐れがあるため、使用温度を低めにして、時々身体を動かすように、声をかけてあげましょう。
また、自分で温度調整ができないような乳幼児は、1人でこたつに入れさせないよう、大人がしっかり見守ってください。
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山善からのアドバイスを参考に、こたつの正しい使用法を守って、寒い冬を安全に乗り切りましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]