厚生労働省がブラック企業を初公表 最長時間外労働『197時間』
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俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました
grape [グレイプ] society
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5月19日、厚生労働省は違法に月100時間を超える残業を従業員に課していたとして、千葉市にある棚卸し業務の代行会社「エイジス」に行政指導を行い、企業名を公表しました。
厚労省は長時間労働の対策として、行政指導の段階で企業名を公表する方針を2015年に決めており、実際に公表されたのは今回が初めてです。
ブラック企業の実情
こちらは、厚労省が発表したエイジスの実情。
出典:厚生労働省
エイジスが課した最長の時間外労働時間は「197時間」。
197時間はどのくらいかというと、すべての平日の残業時間が7時間ほどで、かつ土日のうち毎週どちらかを出勤しているような状態。
業務が忙しいとはいえ、これではライフワークバランスが保たれているとは言いがたいです。
エイジスの対応
エイジスはこのことを受け、代表取締役をトップとするプロジェクトチームを発足。長時間労働の削減に着手しているとのこと。
エイジスは上場企業であり、今回の企業名の公表によって評判悪化は避けられず、株価も下がっているようです。
まだ公表されている企業が一社だけというのが気になりますが、さらなる調査を進め、実態を明らかにし改善を促してもらいたいものです。