「サービス残業の証拠」として使えるアプリを弁護士が開発 ブラック企業撲滅のために
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
ブラック企業問題が叫ばれ続けている日本。しかし、サービス残業の横行など、未だ解決される目処は立っていません。
そんな中、サービス残業問題の解決の一助として「残業証拠レコーダー」というアプリが開発されました。
出典:残業証拠レコーダー
弁護士が、労働基準法や実際の示談・裁判の流れをもとに作ったもので、裁判の証拠として使えるようになっています。
このアプリ一つで「記録」「証明」「弁護士相談」ができる
職場や出張先などの住所を入力すると、GPSで現在地を取得し、サーバにデータを送信。労働時間を記録して残業代を自動推計してくれます。
手動で入力する労働時間メモ機能を使えば、より正確な残業代の推計が可能です。この記録は裁判用に、書面として発行することもできます。
また、このアプリから職場近くの弁護士に相談・依頼することも可能。このアプリ一つで「記録」「証明」「弁護士相談」が全て出来るというかゆいところに手が届く仕様となっています。
5月26日現在、用意されているのはAndroid版のみですが、6月上旬にiOS版もリリースされる予定です。
自分の身は自分で守ることが大切。不当に働かされていると感じている方は、もしもの時のために入れておいて損はないかもしれません。
残業証拠レコーダー