換気扇の掃除 注意点は? 企業のアドバイスに「盲点だった」「気を付けます」
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- 出典
- ユアマイスター
家の大掃除でやっかいな部分といえば、『キッチンの換気扇』が思い浮かぶ人も多いでしょう。
手間がかかり負担も大きい作業だからこそ、つい効率ばかりを優先させがち。しかし、お手入れ方法を誤ると思いがけない事故につながる恐れもあります。
自分で換気扇をお手入れする場合、どういった点に注意しなければならないのでしょうか。
ハウスクリーニングやリペアなどのプロサービスで人々をつなぐ『ユアマイスター』の公式サイトから、換気扇掃除の注意点をお伝えします。
換気扇掃除で忘れてはいけない注意点とは?
ベタベタした油汚れが溜まりやすい換気扇。「プロにお手入れを依頼するとコストがかかるから…」という理由で、セルフクリーニングに挑戦する人も多いでしょう。
自力で換気扇掃除をする際に、注意するべき点ややってはいけないこととして、ユアマイスター公式サイトは、掃除のプロの意見として以下のように伝えています。
家電製品をメンテナンスする際に、電源プラグを外すのは基本です。換気扇の場合は電源プラグが見つかりにくい位置に設置されているケースも多く、つい見逃してしまいがち。周辺を見渡しても見つからない場合、取扱説明書で確認しましょう。
シロッコファンなど、換気扇内側には尖った部品も少なくありません。手肌を保護するためにも、手袋は必須です。作業をスムースに進めるためには、できるだけ薄くフィットするものを選ぶとよいでしょう。
また、素人が自分自身でお手入れできる範囲には限界があります。ファンの奥に設置されたモーター部分は、いわば換気扇の心臓部であり、非常に繊細です。水や洗剤を使えないほか、余計な力が加われば破損する恐れもあるでしょう。
お手入れに自信がない場合は、プロに依頼するのもおすすめの方法です。コストはかかるものの、頑固な汚れも手間なくすっきり除去してもらえます。
ユアマイスター公式サイトによると、レンジフードの掃除をプロに依頼した場合の相場価格は1万1千円~1万5千円(税込)程度。プロペラでは8千円~1万円(税込)程度です。こちらも参考にしてみてください。
あえて時期をずらすのもおすすめ
※写真はイメージ
なお、ユアマイスターによると換気扇のお手入れは、実は寒い時期は避けたほうがいいのだそう。
換気扇に付着する主な汚れは『油』です。気温が低い時期には塊になり、なかなか落とせません。一方、夏の暑い時期には柔らかくなり、冬場よりも断然落としやすくなるのです。
シロッコファンを外そうとしても、油が固まれば難しくなります。
力を込めて引っ張る必要があるものの、その力が間違った方向に加わると、モーター軸が変形したり破損したりする可能性も。冬場のお手入れは手間がかかるだけではなく、破損リスクも上昇してしまいます。
「年末の大掃除はあれこれとやらなければいけないことが多くて大変…」という場合には、あえて換気扇掃除を後回しにするのもおすすめです。春から夏にかけての気温が上昇する時期に、忘れずにお手入れしてみてください。
プロが語る換気扇掃除の注意点に、「なるほど…」と思った人も多いのではないでしょうか。
事故やケガ、そして換気扇の破損を避けるためには、注意点を守って作業することが大切です。安心・安全な方法で、溜まった汚れをすっきり落とし切りましょう。
[文・構成/grape編集部]