味噌に『たまり』ができたら要注意! 企業の解説に「ゲゲッ」「確かめる」
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※写真はイメージ
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- 出典
- ハナマルキ
普段の食卓に欠かせない味噌。
ふたを開けた時、表面に茶色い水が浮かんでいて驚いたことはありませんか。
「傷んでしまったのか」と心配になる人も多いでしょう。
茶色い液体の正体について、企業の回答を参考にしてみましょう。
味噌に現れる茶色い水の正体は?
味噌関連の製品を数多く製造・販売する老舗企業、ハナマルキ株式会社(以下、ハナマルキ)は、茶色い水の正体について公式サイトで以下のように解説しています。
この『たまり』は熟成中の味噌の上面に発生する、食塩や糖、ペプチド、アミノ酸などを含んだ液体。味噌の一部なので、食べても問題ありません。
『たまり』が出る理由は?
※写真はイメージ
たまりは、一定の条件を満たすと現れるそうです。
温度の低い場所で長期間保存していたり、味噌をすくった窪みがあったりすると、『たまり』が発生することがあります。
たまりは身体に害のないものですが、そのまま食べると塩味が強く感じられる場合も。味噌のふたを開けて『たまり』があったら、しっかり混ぜてから使いましょう。
たまりの量が多い場合は、液体の部分を捨てて量を調整してかまいません。
たまりに生えた『カビ』には注意!
保存環境や衛生状態によっては、『たまり』にカビが発生する場合があります。
明らかにカビのようなものが浮かんでいたり、カビかどうか分からないものが発生していたりする場合は、念のため食べないほうがいいでしょう。
また、『たまり』の量があまりにも多い場合は、その部分だけを処分しても問題ありません。「たまりが多すぎて保存しにくいな」と感じたら、量をコントロールしてみてください。
『たまり』は身体に無害!
味噌は使用頻度が多いため、少しの変化にも気付きやすいもの。
表面に茶色い水が浮かんでいるのを見つけても慌てず、まずカビやそのほかの異物がないかを確認しましょう。
問題がない場合はしっかりかき混ぜて、料理に活用してくださいね。
[文・構成/grape編集部]