生クリームに『酢』を入れると… 小さじ1杯の効果に驚き! By - COLLY 公開:2025-02-13 更新:2025-02-14 お菓子 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ お菓子作りにおいて、生クリームを泡立てる作業が面倒と感じている人もいると思います。 そんな人は「生クリームの泡立てはお酢を入れると早くできる」という話を聞いたことがあるかもしれません。 果たして、生クリームにお酢を入れると本当に泡立ちが早くなるのでしょうか。本記事では、生クリームとお酢の関係性について、詳しく解説します。 生クリームの泡立て、お酢は本当に役立つの? 生クリームにお酢を入れると、本当に泡立ちがよくなるのでしょうか。 お酢など調味料製品の大手として知られている株式会社Mizkanのウェブサイトでは、「生クリームにお酢を加えると早く泡立ちますか?」という質問に対し、以下のように回答しています。 A.植物性か動物性によっても異なりますが、いずれもお酢を5%(100㎖の生クリームに対して小さじ1杯)加えることで早く泡立つ傾向にあります。 ミツカン ーより引用 なお、お酢が入ると後味にわずかに酸味を感じるのだそう。使うシーンに応じて、取り入れるか検討が必要そうですね。 また、使用する生クリームが、植物性か動物性かで仕上がりや泡立て時間に違いが出るようです。 植物性生クリームの場合は、お酢を5%加えると泡立て時間が6~7割早くなるとのこと。仕上がりはツヤがありなめらかですが、ボリュームは小さめになります。 動物性生クリームの場合は、お酢を5%加えると泡立て時間が1~2割早くなり、仕上がりの大きな変化はないとのこと。 どちらにせよ、『生クリームにお酢を入れると泡立ちがよくなる』というのは本当のようですね。 お酢を入れると泡立ちがよくなる理由 ※写真はイメージ 生クリームにお酢を入れると泡立ちが早くなるのは、お酢に含まれるクエン酸が原因です。この成分はタンパク質を固める作用があるため、泡立ちが早くなります。 クエン酸はレモン果汁にも含まれているため、お酢の独特の匂いが苦手という人は、レモン果汁を代用品として使ってもいいでしょう。 ただし、お酢、レモン果汁ともに若干の酸味が出てしまう点には注意が必要です。 また、ジャムに含まれているベクチンもクリームを固める作用がありますが、真っ白い生クリームにジャムの色が混ざってしまうため、注意しましょう。 生クリームを泡立てるのは面倒なものですが、ちょっとしたコツで早く泡立てられます。せひ、本記事を参考に挑戦してみてください。 [文・構成/grape編集部] 日差しにさらされた室外機 ダイキンが教える日除け方法に「なるほど!」「そうなんだ」調メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、室外機の『理想的な環境』について話を聞きました! キュウリでもチーズでもない! ちくわの穴に詰めたのは…?本記事ではちくわとアボカドを使った背徳レシピを紹介しています。 出典 ミツカン Share Post LINE はてな コメント
お菓子作りにおいて、生クリームを泡立てる作業が面倒と感じている人もいると思います。
そんな人は「生クリームの泡立てはお酢を入れると早くできる」という話を聞いたことがあるかもしれません。
果たして、生クリームにお酢を入れると本当に泡立ちが早くなるのでしょうか。本記事では、生クリームとお酢の関係性について、詳しく解説します。
生クリームの泡立て、お酢は本当に役立つの?
生クリームにお酢を入れると、本当に泡立ちがよくなるのでしょうか。
お酢など調味料製品の大手として知られている株式会社Mizkanのウェブサイトでは、「生クリームにお酢を加えると早く泡立ちますか?」という質問に対し、以下のように回答しています。
なお、お酢が入ると後味にわずかに酸味を感じるのだそう。使うシーンに応じて、取り入れるか検討が必要そうですね。
また、使用する生クリームが、植物性か動物性かで仕上がりや泡立て時間に違いが出るようです。
植物性生クリームの場合は、お酢を5%加えると泡立て時間が6~7割早くなるとのこと。仕上がりはツヤがありなめらかですが、ボリュームは小さめになります。
動物性生クリームの場合は、お酢を5%加えると泡立て時間が1~2割早くなり、仕上がりの大きな変化はないとのこと。
どちらにせよ、『生クリームにお酢を入れると泡立ちがよくなる』というのは本当のようですね。
お酢を入れると泡立ちがよくなる理由
※写真はイメージ
生クリームにお酢を入れると泡立ちが早くなるのは、お酢に含まれるクエン酸が原因です。この成分はタンパク質を固める作用があるため、泡立ちが早くなります。
クエン酸はレモン果汁にも含まれているため、お酢の独特の匂いが苦手という人は、レモン果汁を代用品として使ってもいいでしょう。
ただし、お酢、レモン果汁ともに若干の酸味が出てしまう点には注意が必要です。
また、ジャムに含まれているベクチンもクリームを固める作用がありますが、真っ白い生クリームにジャムの色が混ざってしまうため、注意しましょう。
生クリームを泡立てるのは面倒なものですが、ちょっとしたコツで早く泡立てられます。せひ、本記事を参考に挑戦してみてください。
[文・構成/grape編集部]