「これ、どうやって使うの?」 せいろの知識ゼロだった筆者が無印良品のせいろを使ってみたらもう手放せなくなった!
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みなさんは『せいろ』を使ったことがありますか。
中華料理店などで、シュウマイや小籠包を蒸しているアレです。
※写真はイメージ
筆者は使ったことがありませんでしたが、最近テレビやSNSなどで、せいろを使ったメニューを頻繁に見かけるようになりました。
どうやら、巷ではせいろが流行っているらしいのです。
そしていつの間にか、あの無印良品からも、せいろが発売されているではありませんか!
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通気性がよく、水蒸気の吸収にも優れた竹材でできていて、口コミによると『茶碗蒸しなども作れる深型』が高く評価されています。
何より、無印良品と聞いただけで、なんとなく安心感を覚えるのは作者だけではないはず。
せいろを使いこなせたら、なんかかっこよくない!?
そんな気持ちの後押しもあり、早速Amazonで購入してみたのでした。
しかし!
あまりの人気に完全に売り切れてしまったようで、長らく欠品状態。
ほどなくしてフタだけ届いたのですが、待てど暮らせど本体が届きません。
2か月近く経ってやっと本体が届いたものの、実はすんなり使用開始とはいかなかったのです…。
この記事では、筆者が無印良品のせいろを使いこなすまでの紆余曲折や、レンジ加熱との食べ比べ、購入する際の注意点などを紹介します。
読み終えた頃には、あなたもきっとせいろを使ってみたくなりますよ!
無印良品のせいろ「家の鍋に合わないだと!?」
やっと手に入れた無印良品のせいろですが、ここまできて「実は使い方がよく分からない…」ということに気が付いた筆者。
完全に見切り発車で流行りに飛び付いてしまった自分を反省しつつ、使い方を調べながらのスタートとなりました。
まずは、せいろを乗せる鍋が必要です。
これは、家にある適当な鍋でいけるだろうと思っていたのですが…。
鍋が小さすぎる…
鍋が大きすぎる…
せいろと火が近すぎる…
まさか、全サイズ合わないとは想定外でした。
我が家の鍋全滅…
これじゃ、せいろ使えないじゃん…。
そう諦めかけた時、こんな物を見つけました。
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直径20~24cmのフライパンや鍋に、せいろを安定して置くことができるようにしてくれる受け台です。
これは絶対、せいろと一緒に買うべき物でした。
早速、せいろを乗せてみると…。
うん、ピッタリ!
これなら、コンロの火でせいろが焦げてしまう心配もありません。
また、せいろと鍋のすき間から蒸気が逃げることなく、すべての蒸気が中央の穴からせいろ内に流れ込み、効率よく食材を蒸し上げることができます。
受け台は、軽くて扱いやすいアルミ製で、掛けて収納できるフック穴も便利です。
無印良品のせいろ「まだ足りないものが…」
鍋問題が解決したので、いざ蒸ししゃぶを作ろうと思ったものの…。
底がスカスカ…。
肉まんなどは直接乗せてもOKですが、もやしなどの小さな食材は落っこちてしまいます。
本来は蒸し布を使うようですが、筆者はちょうどいい布を持っておらず、普通のクッキングシートだと蒸気の通りを阻害してしまう可能性があります。
そこで見つけたのが、無印良品の『蒸篭(せいろ)用 シリコーンシート』です。
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洗ってくり返し使える蒸し布代わりのシートで、食材がくっ付きにくいシリコーン製。
細かい穴が開いていて、蒸気の通りもよさそうです。
無印良品のせいろは『大』『小』2種類あるのですが、どちらにも使うことができますよ。
『大』に敷くとこのくらいのサイズ感
初めて使用する際や使用後は、食器用中性洗剤で洗浄し、流水でよくすすいで水気を拭き取り、乾燥させてください。
ちなみに使い捨てタイプの『蒸篭(せいろ)用 クッキングシート』も便利です。
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無印良品のせいろの実力をチェック!
せいろは、初めて使う前に、一度『空蒸し』をするとよいそうです。
初めて使う前にしっかり空蒸し!
新品のせいろは木の香りが強すぎたり、木くずなどの汚れが付いている場合があり、空蒸しにはそれらを取り除く効果があるのだとか。
やっとすべての準備が整ったので、実際にせいろを使って蒸ししゃぶを作ってみましょう。
せいろ用シリコーンシートをせいろの底に敷いて、野菜とお肉を重ねます。
同じ材料で、レンジ加熱バージョンも用意してみました。
鍋にお湯を沸かして、沸騰したら、受け台とせいろをセットして、10分ほど蒸し上げます。
もう1つはレンジで6分ほど加熱しました。
せいろで10分ほど蒸した物がコチラ!
見るからに、ふっくらとおいしそうな蒸ししゃぶの完成です。
そのまま食卓に出すことができるのも、せいろの醍醐味。
見てください、この湯気を!
これはもう「見た目だけで勝負あり!」という感じですが…。
実際に、せいろ蒸しとレンジ加熱、両方を家族に食べ比べてもらったところ、「せいろ蒸しのほうがおいしい気がする!」とのこと。
具体的には…。
【食べ比べた感想】
・せいろ蒸しのほうが全体的にみずみずしい
・レンジ加熱のほうは少し肉が硬く感じる
・せいろ蒸しのほうが最後までホカホカでおいしい
レンジ加熱はどうしても食材から水分が抜け出てしまいますが、せいろは食材に水分を補いながら蒸してくれるので、野菜もお肉もふっくらツヤツヤしています。
そして「せいろのまま食卓に出すと豪華な感じがする!」と大好評でした。
どっちの肉まんがせいろ蒸しか分かるかな?
せいろ蒸しとレンジ加熱した蒸ししゃぶで食べ比べた結果、確かにせいろ蒸しのほうがおいしい気がしたのですが…。
これだと、せいろ蒸しの見た目のよさに引っ張られている可能性もないとはいえません。
そこで、シンプルな肉まんを、どちらがせいろ蒸しか分からない状態で食べてもらい、どちらがおいしいか判定してもらうことにしました。
最近の肉まんは、袋のままレンジで温められるようになっているので、とっても便利。
表示通りに、600Wで30秒温め、1分蒸らします。
せいろのほうは5分間蒸しました。
あらかじめ皿の裏に印を付けて…。
肉まんを乗せてシャッフル!
家族4人で食べ比べてみます。
すると息子たちは…。
コレ、もう触っただけで分かっちゃうよ…。
確かに、片方の肉まんの生地が、明らかにふっくら、しっとりとしています。
一応「せーのっ!」でおいしかったほうの皿を指さしてもらうと…。
満場一致でせいろ蒸しに軍配が上がりました!
せいろで蒸した肉まんは、とにかく生地のおいしさが全然違います!
お湯を沸かすところから考えると、レンジより手間はかかりますが、その手間が惜しくないほど味の差が出る結果となりました。
これ以来、我が家の息子たちは、せいろで蒸した肉まんしか食べてくれません!
カチコチのベーグルもしっとりモチモチ
せいろで肉まんを蒸してみて、あまりのおいしさの感動した筆者。
もう1つ蒸してみたかったのがカチコチに凍ったベーグルです。
冷凍ベーグルはトースターで焼くだけでは中まで解凍できず、レンジで加熱すると極端においしくなくなってしまいます。
そのため、いつも食べる前の晩には冷凍庫から出し、室温で自然解凍してから、朝トースターで焼いて食べていました。
しかし、これだと「今食べたい!」という時にすぐ食べることができません。
「せいろ蒸しなら、早くおいしく解凍できるかも!」と思い立ち、やってみると…。
めちゃくちゃフワフワになってる!
表面が少ししっとりしてるので、軽くトーストすると、外はカリッと、中はしっとりモチモチなベーグルに生まれ変わりました!
使い終わったせいろは、濡れた布巾で拭くか、軽く洗って、風通しのよい場所でしっかり乾かしましょう。
無印良品『せいろ』を買う時の注意点は?
発売してすぐ欠品状態だった無印良品の大人気商品『せいろ』。
紆余曲折ありましたが、今ではとても快適に使うことができています。
筆者のように、「いざ使う段になってアレコレ足りない!」とならないように、以下の点に注意しましょう。
フタは別売り
無印良品のせいろは、本体とフタが別売りです。
特にAmazonなどのネットショップで購入する際は、買い忘れに注意してください。
また、本体・フタともに『大』『小』2種類のサイズがあるので、間違えないようにしてくださいね。
ちなみに、同じサイズのせいろを2段重ねで使うこともできますよ。
※Amazonスクリーンショット
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せいろの受け台は必須
手持ちの鍋で使用したいなら、受け台は必須だと思います。
受け台を使うことでせいろが安定し、コンロの火でせいろが焦げてしまう心配もありません。
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せいろ用シリコーンシートがあると便利
無印良品のせいろ用シリコーンシートがあれば、蒸し布要らずでいろいろな物を蒸すことができます。
洗ってくり返し使えるので、環境にも優しく、経済的です。
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最初こそ、少しハードルが高いように感じたせいろでしたが、使い方さえ分かってしまえば蒸し器などを用意するよりよっぽど簡単です。
気になっている人は、ぜひこの記事を参考に快適なせいろライフをスタートさせてみてくださいね!
[文・構成/grape編集部]