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バスケットボールゴールの高さって何cm?実は決まった基準がある!

By - grape編集部  公開:  更新:

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バスケットボールゴールの高さって何cm?実は決まった基準がある!

※写真はイメージ

「バスケットボールのゴールの高さって何cmなんだろう?」と、ふと疑問に思ったことはありませんか。

本記事では、ミニバスケットボールからプロバスケットボール、そして車いすバスケットボールまで、それぞれのゴールの高さの違いを分かりやすく解説します。

さらに、リングの大きさやネットの役割など、普段はあまり注目されないポイントにも焦点を当てました。

この記事を読むことで、バスケットボールの見方や楽しみ方がきっと少し広がるはずです。

【子供からプロまで】バスケットボールのゴールの高さの基準とは

【子供からプロまで】バスケットボールのゴールの高さの基準とは

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バスケットボールのゴールの高さは、プレーする年代によって一部に違いがあります。

多くの人が共通の高さでプレーする一方で、子供向けには成長に合わせた配慮もされているようです。

ここでは、代表的なカテゴリごとの高さの基準について紹介していきましょう。

公式の場合

日本における公式のゴールの高さは、男女の区別なく『3.05m』と定められています。これは国際的な基準でもあり、アメリカのプロリーグ『NBA』でも同じく10フィート(約3.05m)が採用されているようです。

20歳以上の平均身長で比較してみましょう。厚生労働省が2025年に集計した『国民健康・栄養調査報告』によると、日本人は男性が約168cm、女性が約155cm。

アメリカ疾病予防管理センター(通称:CDC)が2021年に公開した『児童・成人の人体計測基準データ』によると、アメリカ人は男性で約175cm、女性で約161cmとなっており、バスケットボールゴールが非常に高い位置であることが分かるでしょう。

そのため、ゴールを狙うにはシュート力やジャンプ力といった高い技術や身体能力が求められます。こうした難しさもまた、バスケットボールの魅力の1つかもしれません。

ミニバスケットボール(主に小学生)の場合

公式用のゴールでは高さがありすぎて、小学生にはプレーが難しいのが現実です。

そのため、12歳以下の児童が対象の『ミニバスケットボール』では、ゴールの高さが『260cm』に設定されています。これは公式用のゴールより45cm低くなっており、小学生でも届きやすい設計です。

ただし、ルール改定により、この高さは今後変更される可能性があります。

2027年までにミニバスケットボールのゴールも大人と同じ『3.05m』に引き上げられる方向で調整が進められているとされており、より本格的な競技環境へと近付くことになりそうです。

中学生、高校生の場合

中学生や高校生が使うバスケットボールのゴールの高さは、実は大人と同じく『3.05m』に設定されています。つまり、中学1年生の段階から、NBAをはじめとするプロリーグと同じ高さでプレーするということです。

この高さに早くから慣れておくことで、大学やプロの公式戦でも違和感なくプレーできるといえるでしょう。

一方で、小学生のうちからミニバスケットボールで慣れてきた選手にとっては、ゴールの高さが一気に45cmも高くなるため、最初はシュートの感覚に戸惑うこともあるかもしれません。徐々に感覚を掴んでいきましょう。

車いすバスケットボールの場合

競技用の車いすに乗って行う『車いすバスケットボール』は、パラリンピックの正式種目としても注目されています。この競技でも、ゴールの高さは通常のバスケットボールと変わらず『3.05m』です。

車いすに座った状態でシュートを打つため、ゴールまでの距離が遠くなります。ゴールの高さが同じでも、シュートはより正確性が求められるでしょう。

バスケットボールのゴールの高さはなぜ『3.05m』なのか

バスケットボールのゴールの高さはなぜ『3.05m』なのか

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実は、バスケットボールのゴールの高さが『3.05m』に定められたのには、偶然ともいえる理由があるようです。

バスケットボールを考案したのは、アメリカで体育教師をしていたジェームズ・ネイスミス氏だといわれています。彼は1891年、冬でも学生たちが室内で身体を動かせるようにと、新しいスポーツとしてバスケットボールを発案したのだとか。

その際、ゴールとして使ったのは桃の収穫に使う籠で、それを設置した場所が体育館のバルコニー。その高さが、ちょうど『3.05m』だったようです。

この偶然の高さが、のちに公式ルールとして採用され、今も変わらず世界中で使われ続けています。

高さだけじゃない!バスケットボールのゴールの基本仕様

高さだけじゃない!バスケットボールのゴールの基本仕様

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バスケットボールにはゴールの高さだけでなく、リングの内径やネットの長さ、バックボードのサイズなど、細かい規定があるようです。

ここでは、ゴールを構成する各パーツの役割や特徴を見ていきましょう。

リングの内径

ゴールに使われるリングの内径は、公式とミニバスケットボールともに『45cm』のようです。

また、日本バスケットボール協会によると、リングの色はルールで『オレンジ』と決められています。プレー中にリングが見やすくなるよう、視認性を高める目的で決められているようです。

ゴールネットの長さ

公式のゴールネットの長さは『40〜45cm』と決められています。これはミニバスケットボールでも同様です。

ネットの必要性についてはいくつか見解があり、1つはボールがリングを通ったことを視覚的に明確に示す役割があるとされています。ネットがあることで、ゴールが決まった瞬間を誰もが確認しやすくなるのです。

また、シュートされたボールは勢いよくリングを通過しますが、ネットがないとそのままのスピードで下に落ち、ゴール下の選手に当たってしまう危険性も考えられます。

ネットはボールのスピードを緩めるクッションのような役割も果たしているといえるでしょう。

バックボードのサイズ

リングが取り付けられているバックボードのサイズは、公式で横180cm、縦105cm。ミニバスケットボールの場合では、横120cm、縦80cmとなっています。

素材には、透過性のある強化アクリルが使われることが一般的なようです。

透明な素材を採用することで、ボードの裏側にある客席やテレビカメラからでもプレーの様子がよく見える利点があるといわれています。

中学生もNBAも同じゴールの高さで戦っているという事実

バスケットボールの公式ルールでは、ゴールの高さは『3.05m』に統一されているようです。中学生の試合でも、NBAのプロの試合でも、同じ高さのゴールが使われているというのは、少し意外に感じるかもしれません。

なお、ミニバスケットボールでは2025年現在、ゴールの高さが『260cm』に設定されていますが、2027年までに公式ルールと同じ『3.05m』へ引き上げる方針が示されているとされ、今後の動向にも注目が集まっています。

また、リングやゴールネット、バックボードにも細かい規定がありますが、これらは安全性や視認性を高めるためのもののようです。

こうした背景を知ることで、バスケットボールというスポーツの魅力やルールの意図が、より深く理解できるのではないでしょうか。

※この記事は、一部厚生労働省のウェブサイトを参照しています。


[文・構成/grape編集部]

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