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ゴボウは生で食べても大丈夫?食べられる種類と注意点、レシピを紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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ゴボウは生で食べても大丈夫?食べられる種類と注意点、レシピを紹介

※写真はイメージ

風味がよく、栄養価も高いゴボウは、洗ったり加熱したりと食べるまでに手間がかかります。

その中で「ゴボウは生で食べられるのか」と考える人もいるのではないでしょうか。

繊維があり硬いため、通常加熱してから食べるゴボウですが、品種によっては生で食べられるものもあります。

本記事では、生で食べられるゴボウの種類や注意点、下処理方法などを紹介します。

ゴボウを生のまま使うレシピも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

ゴボウは生で食べられる

ゴボウは生で食べられる

※写真はイメージ

ゴボウには生で食べられる種類もありますが、すべてが生食に向いているわけではありません。

生食に適したゴボウの種類や注意点について詳しくみていきましょう。

生で食べられるゴボウの種類

通常のゴボウは、繊維が太く硬めでアクが強いため、加熱調理して食べられることがほとんどです。

一方で『春ゴボウ』『新ゴボウ』と呼ばれる栽培期間が短い品種や、『サラダゴボウ』は生食も可能です。

通常の秋冬に収穫されるゴボウと比べてアクが少なく繊維が柔らかいため、生で食べやすい特徴があります。

春ゴボウやサラダゴボウは、サラダや酢漬けなどにするとコリコリとした食感を楽しめるでしょう。

ゴボウを生で食べる時の注意点

生のゴボウは食べすぎないように注意しましょう。

ゴボウには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が豊富に含まれており、摂り過ぎると胃腸に負担がかかるためです。

不溶性食物繊維は胃や腸で水分を吸収するため、おなかが張りやすくなるのだとか。特に、もともと便秘気味の人は、便秘を悪化させる恐れもあるため注意しましょう。

また、水溶性食物繊維は過度に摂取すると、下痢を引き起こす可能性があります。

生のゴボウを食べる場合、一度で大量に食べることは避けましょう。まずは少量から試してみて、身体の反応確認しながら調整することがおすすめです。

ゴボウを生で食べる栄養価

ゴボウを生で食べる栄養価

※写真はイメージ

生のゴボウに含まれるおもな栄養素は、次の通りです。

  • 食物繊維
  • カリウム
  • マグネシウム
  • カルシウム

またゴボウを生で食べる場合、ポリフェノールをより多く摂取できる可能性があります。

ゴボウを生の状態と加熱調理した後で比較すると、ポリフェノール含有量が生のゴボウのほうが多いとの研究結果もあるようです。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病の予防に役立つといわれています。

生で食べることで、ゴボウに含まれるこれらの栄養素を無駄なく得られる可能性が高まるでしょう。

生のゴボウの日持ちと保存方法

生のゴボウの日持ちと保存方法

※写真はイメージ

ゴボウは乾燥に弱い野菜です。保存方法によって鮮度と風味が大きく変わるため、正しい保存方法を知っておきましょう。

土つきゴボウの場合、土を落とさずそのまま新聞紙で包み、風通しがよく涼しい場所で保存します。季節によって異なりますが、2週間程度日持ちするでしょう。

泥が落とされた状態で販売される洗いゴボウや、短くカットされたゴボウの場合は、ラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。

土が落とされているぶん乾燥しやすいため、2~3日を目安に食べきるようにしましょう。

ゴボウを生で食べる時の下処理方法

ゴボウを生で食べる時の下処理方法

※写真はイメージ

生のゴボウを安全においしく食べるための下処理方法は、以下の通りです。

正しく皮を洗い処理することで、生で食べる時に気になる土臭さや細菌数を減少させられるでしょう。

1.ゴボウを軽く洗い流す。

2.皮をこそげ落とす。

3.再度しっかり洗浄する。

ゴボウは皮周辺に風味が集まっているため、完全には皮を落とさず、表面を軽くこすり落とす程度にしましょう。

ゴボウの切り口は空気に触れると茶色く変色するため、変色を防ぎたい場合は、切った後すぐに酢水に1~2分浸けるのがおすすめです。酢水の割合は、水1ℓにつき、酢小さじ1杯が目安です。

アク抜きだけの場合は、水に1分ほどさらすだけでも問題ありません。

生のゴボウを使ったレシピ3選

生のゴボウの下処理ができたら、早速料理に活用しましょう。ここでは、手軽に作れるレシピを3つ紹介します。

生ゴボウのマヨネーズサラダ

生ゴボウのマヨネーズサラダ

※写真はイメージ

ゴボウのシャキシャキ感とマヨネーズが相性抜群のお手軽なサラダのレシピです。

【材料】

  • 生ゴボウ 1本
  • マヨネーズ 大さじ3杯

【作り方】

1.下処理をしたゴボウを千切りにし酢水にさらす。

2.1の水気を切り、マヨネーズと混ぜ合わせる。

3.冷蔵庫で30分ほど冷やして完成。

水菜やキュウリなどを加えても、おいしくいただけます。

生ゴボウの醤油漬け

生ゴボウの醤油漬け

※写真はイメージ

生ゴボウの食感を生かした漬物 もよいでしょう。

【材料】

  • ゴボウ 1本
  • 醤油 大さじ3杯
  • みりん 大さじ1杯
  • 鷹の爪 お好みで

【作り方】

1.下処理をしたゴボウを拍子木切りにし、保存容器に入れる。

2.醤油・みりん・鷹の爪を容器に入れゴボウを漬ける。

3.2の状態で6時間以上漬けたままにし、全体に味が馴染んだら完成。

可能であれば、一晩以上漬けると味がしっかり馴染みます。甘辛いゴボウはご飯と一緒に食べるのもおすすめです。

生ゴボウのきんぴら風

生ゴボウのきんぴら風

※写真はイメージ

食卓に彩りを増やしたい時に試してみましょう。

【材料】

  • ゴボウ 1本
  • ニンジン 1本
  • 醤油 大さじ1杯
  • ハチミツ 大さじ1杯
  • ごま油 小さじ1杯
  • 白ごま 少々
  • 鷹の爪 少々
  • ゴボウをさらす酢水

【作り方】

1.下処理をしたゴボウを細切りにし、酢水に10分ほどさらす。

2.ニンジンを細切りにし、塩もみして10分ほどおく。

3.1と2の水気をよく切りボウルに入れる。

4.調味料を加えてすべて混ぜる。

ゴボウをさらす酢水の分量は、水1ℓにつき、酢小さじ1杯が目安です。

いつものきんぴらゴボウと、ひと味違う食感がくせになるかもしれませんよ。

まとめ

ゴボウは、生食に適した種類を選んできちんとした処理を行えば、安全においしく食べられます。

特に春ゴボウやサラダゴボウは生食に適していると言われ、食物繊維とポリフェノールをはじめとする栄養素を効率よく摂取できるでしょう。

本記事で紹介したレシピを参考に、ぜひ生のゴボウを使った一品をご堪能ください。いつもの食卓に新しい味わいをプラスできるでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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