イギリスのエレベーターでは2階が1階? こんなに違う、イギリス英語とアメリカ英語 By - grape編集部 公開:2016-10-16 更新:2016-10-16 アメリカイギリスエレベーター英語 Share Post LINE はてな コメント 本語に方言があるように、英語にも国や地域によって結構な違いがあります。知らずに話していると意味が通じなかったり、すごく変な発言になってしまったりするので、要注意!今回はイギリスとアメリカで呼び方が異なるものをいくつかご紹介しましょう。 フライドポテトとポテトチップス まず、私たち日本人がいうところのフライドポテトは、 イギリス chips アメリカ (French) fries イギリスの名物料理“Fish&Chips”は、魚のフライにフライドポテトが添えられたもの。ポテトチップスが添えられているわけではありません。 そして、ポテトチップスの呼び方も違います。 イギリス crisps アメリカ chips つまり、アメリカで「chips」をオーダーするとポテトチップスが、イギリスでオーダーするとフライドポテトが出てきてしまうってこと!ややこしいですね…。 ちなみにイギリス人はcrispsが大好き。salt&vinegar(塩とお酢)や、cheese and onion(チーズと玉ねぎ)など日本ではあまり見かけないフレーバーも揃っているそうで、サンドイッチの具にして食べる人もいるのだとか。美味しいんでしょうか…。 パンツ ズボンの呼び方も違います。 イギリス trousers アメリカ pants 日本でも最近ではアメリカ流にズボンのことをパンツって呼ぶことが多いですが、イギリスではpantsといえば下着のことなので、要注意! 「ランチタイムにおニューのパンツにケチャップをつけちゃった」なんていうと、怪訝な顔をされるかもしれません!ちなみにズボンの数え方は、one pair of trousers/pantsです。 エレベーター エレベーターは、呼び方も階数の数え方も違います。 イギリス lift アメリカ elevator イギリスのliftは、私たち日本人はどうしてもスキー場のリフトを連想してしまいますよね。 なお、イギリスではリフト(エレベーター)に乗り込むと…、ボタンが「1」からではなく、「G」から始まります。イギリスでは、1階(地上階)がGround Floor、2階がFirst Floor、その後、Third、Fourthと続きます。 ウガンダ日記(19)かつてイギリスの植民地だったウガンダのエレベーター。1階がG(グランドフロア)、2階が「1」…どうしてそうなったのでしょう? pic.twitter.com/j8ZUFKICiI— 佐々木 昭弘 (@sasaki6855) 2016年1月6日 ナス、ズッキーニ ナスとズッキーニは、どの国の人によってもたらされたのかによって呼び方が異なります。 例えばナスは、 イギリス aubergine アメリカ eggplant ズッキーニは、 イギリス courgette アメリカ zucchini ナスもズッキーニもイギリスに持ち込んだのはフランス人。だから今もフランス語名のままで呼ばれています。 一方、アメリカにズッキーニを持ち込んだのはイタリア移民なので、イタリア語名で定着したのだそうです。 トイレ トイレの呼び方にもお国柄があるようです! イギリス toilet、loo アメリカ restroom、bathroom イギリスではtoiletの他に、looという俗称も広く使われています。アメリカではなぜかtoiletではなく、restroomまたはbathroomという、やや遠回しな表現が主流。 日本人が「便所」ではなく、「お手洗い」と呼ぶような感覚なんでしょうか。 このように意外と違いが多いイギリス英語とアメリカ英語。旅先やビジネスシーンで上手に使い分けると、一目置かれるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。 出典 @sasaki6855 Share Post LINE はてな コメント
本語に方言があるように、英語にも国や地域によって結構な違いがあります。知らずに話していると意味が通じなかったり、すごく変な発言になってしまったりするので、要注意!今回はイギリスとアメリカで呼び方が異なるものをいくつかご紹介しましょう。
フライドポテトとポテトチップス
まず、私たち日本人がいうところのフライドポテトは、
イギリスの名物料理“Fish&Chips”は、魚のフライにフライドポテトが添えられたもの。ポテトチップスが添えられているわけではありません。
そして、ポテトチップスの呼び方も違います。
つまり、アメリカで「chips」をオーダーするとポテトチップスが、イギリスでオーダーするとフライドポテトが出てきてしまうってこと!ややこしいですね…。
ちなみにイギリス人はcrispsが大好き。salt&vinegar(塩とお酢)や、cheese and onion(チーズと玉ねぎ)など日本ではあまり見かけないフレーバーも揃っているそうで、サンドイッチの具にして食べる人もいるのだとか。美味しいんでしょうか…。
パンツ
ズボンの呼び方も違います。
日本でも最近ではアメリカ流にズボンのことをパンツって呼ぶことが多いですが、イギリスではpantsといえば下着のことなので、要注意!
「ランチタイムにおニューのパンツにケチャップをつけちゃった」なんていうと、怪訝な顔をされるかもしれません!ちなみにズボンの数え方は、one pair of trousers/pantsです。
エレベーター
エレベーターは、呼び方も階数の数え方も違います。
イギリスのliftは、私たち日本人はどうしてもスキー場のリフトを連想してしまいますよね。
なお、イギリスではリフト(エレベーター)に乗り込むと…、ボタンが「1」からではなく、「G」から始まります。イギリスでは、1階(地上階)がGround Floor、2階がFirst Floor、その後、Third、Fourthと続きます。
ナス、ズッキーニ
ナスとズッキーニは、どの国の人によってもたらされたのかによって呼び方が異なります。
例えばナスは、
ズッキーニは、
ナスもズッキーニもイギリスに持ち込んだのはフランス人。だから今もフランス語名のままで呼ばれています。
一方、アメリカにズッキーニを持ち込んだのはイタリア移民なので、イタリア語名で定着したのだそうです。
トイレ
トイレの呼び方にもお国柄があるようです!
イギリスではtoiletの他に、looという俗称も広く使われています。アメリカではなぜかtoiletではなく、restroomまたはbathroomという、やや遠回しな表現が主流。
日本人が「便所」ではなく、「お手洗い」と呼ぶような感覚なんでしょうか。
このように意外と違いが多いイギリス英語とアメリカ英語。旅先やビジネスシーンで上手に使い分けると、一目置かれるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。