バケツに汲んだ井戸水が燃える! 1950年代に起きた立川の井戸異変
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弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

廃棄される予定の5万個を救った? パンを焼かない『夜のパン屋さん』の活動とは優しく、甘い香りをただよわせる、ベーカリー。ベーカリーには、焼き立てのおいしいパンをすぐに客に食べてもらえるという魅力があります。一方で、売れ残ってしまったら、廃棄せざるを得ないという問題も抱えているとか。そんな問題を解決するために、立ち上がったのが、『夜のパン屋さん』でした。
- 出典
- きょうの蔵出しNHK
毎日、当たり前のように飲んでいる水。水道をひねるだけで美味しい水が飲めるって、実はすごくありがたいことですよね。
もしも何かの理由で、水道の水に異物が混入してしまったら…? 東京都立川市では1952年、そんな恐ろしい事態が実際に起きてしまいました。
なんと飲料に使っていた地下水が米軍基地から漏れ出た油で汚染されてしまったのです。試しに井戸水をいれたバケツにマッチの火を近づけてみると…、なんと炎を上げて燃えています!
これではとても飲めません…!映像には、なんとか工夫して水を確保しようとする人々の姿が記録されています。
映像中、地下水汚染の原因を探ろうと現地に派遣されているのは、当時の都庁のお役人さんたち。なんとなく最近の豊洲市場の地下水汚染の調査に向かう都庁の方々とダブって見えてしまいます。
原因が基地の地下廃油タンクや輸送管の損傷であることは明らかでしたが、日本政府が具体的な対策を講じないまま、被害は拡大していってしまいました。
この騒動がきっかけで、立川では地域住民の基地への反感が強まり、1957年のいわゆる砂川事件(基地拡張反対派のデモが基地に侵入した事件)に発展したと言われています。
それにしても映像に出てきた、お豆腐。お店の方がクンクンと匂いを嗅いでいましたが、そして結局、食べることはできたのでしょうか?