「差別する人はコレを見ろ!」地下鉄で撮られた写真が胸に刺さる
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牛角『半額キャンペーン』に一部から批判 理解を示す声も多数2024年9月2日、人気焼き肉チェーン店『牛角』が、食べ放題の料金を女性限定で半額にするキャンペーンを開始。キャンペーンの内容が、SNS上で物議を醸しています。

飲食店に書かれた『ある注意書き』に賛否 「店の自由」「差別では?」2024年7月、都内にある飲食店が掲示した『注意書き』に、賛否が巻き起こっています。同月5日、同店はXに店の扉と思われる写真を投稿。そこには、入店する客に見えるよう、次のような言葉がつづられていました。「多様性とか寛容とかいろいろいわれている昨今ですが、嫌な思いをして働く気はないので、中国人、韓国人お断りします」。
ニューヨークの地下鉄で撮影された写真
それでは、多くの称賛の声を集めた写真をご覧ください。
出典:Reddit
左の女性は、アバヤなどと呼ばれるイスラム教徒の女性特有の服装をしています。
一方、右は男性が女装をしているように見えます。
イスラム教徒の女性と、女装をしている男性が、何事もなかったように隣り合わせに座っているニューヨークの日常を捉えたとされる1枚の写真。
これが「自由主義の象徴」と捉えられたのです。
寄せられたコメントの中には、「本当に素晴らしい光景。これがアメリカよ!」と興奮気味に語るものもありました。
この写真が多くのメディアで紹介されると、「アメリカだけではない」と他国からも、こんな写真が投稿されます。
「ドイツの議会には、オレンジのかつらを着用している人もいる」というツイートです。
人を見た目や趣味趣向、そして人種や宗教などで差別するなんて「バカげている」という多くの意思表示がなされたのです。
一部の地域では、まだまだ根強い差別の問題。しかし、こういった写真を見ると、その考えがどれほど前時代的かが、よく分かります。
自らが差別的な思考に陥っていないか…改めて考えるいいキッカケになるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]