「面倒だし、いつも届くから」その裏には、配送業者の努力があった
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
持って帰るのが大変な重い荷物はもちろん、ボールペン1本でも自宅に届けてくれるネット通販。その便利さの裏には、サービスを支えている人がいることを忘れてはなりません。
「配送業で働き始めてわかった 結構困ること」をTwitterに投稿した、ヤガミ(@yagami_kaoru)さんは、こう訴えます。
結構切に願う…もし宅配頼むなら住所は正しく全部書いてくれ…頼むから…
ヤガミさんがお願いしているのは、住所の書き方です。
○○県○○市○○区○○ 0-0-0-102
この書き方では、配送業の人が困ることが多いのです。
配送業で働き始めてわかった 結構困ること
「アパート、マンション名は書いてもらえると嬉しいです」
「住民登録上の正しい住所」では届けられない場合も
役所で住民登録をする際、「マンション名は省略してもよい」といわれる場合があります。自治体によっては、2階建てのアパートは部屋番号の記載も任意というケースもあるそうです。
「住民登録上の正しい住所」ではなく「誤字脱字なく読め、建物名まで含んでいるという意味での正しい住所」で記入してほしい、とヤガミさんはお願いしています。
「いつも書いていないけど、ちゃんと届くけど?」という人もいるかもしれません。
アパート・マンション名が書かれていない場合、正しく届けるために配送業者が確認・調査の努力をしているのです。
住所に不備があって届けられなかった場合、荷物はいったん倉庫に戻されます。照会後、再配達されるのは早くても翌日になるそうです。
配送業者に手間がかかるだけではなく、自分が荷物を受け取るまでに時間がかかってしまうことになります。
「面倒だから」「今まで平気だったから」と思わず、届け先の住所は建物名・部屋番号もしっかりと記入するようにしたいですね。
[文・構成/grape編集部]