「ハガキが値上げして百合の花が咲いた」俵万智の感性が素敵
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ウクライナ人女性が駅でパシャリ! 目を疑う1枚に「ヴィーナス像だ」「シルエットが美しい」日本の文化が好きで、2022年に来日した、ウクライナ出身のアニャ(@neti_jp)さん。 駅で撮影した写真をXに投稿したところ、1万件以上の『いいね』が寄せられました。
もしヒートショックが起こったら? 政府が教える5つの手順とは寒さが厳しくなってきた、2024年12月現在。冷めた身体を温めるために、シャワーの時間が長くなったり、湯船に浸かる機会が増えたりするという人は多いでしょう。1日の疲れを取ることができる入浴ですが、事故につながる可能性があるのはご存じでしょうか。
2017年6月1日、郵便はがきの料金が変更されました。これまで52円だった通常はがきの料金は、10円値上げして62円に。
郵便物が減少し、人件費の単価が上昇するなどの理由での値上げでした。
「料金が上がる」のは、利用者にとっては残念なこと。
ところが、「はがきの値上げ」によって、利用者が笑顔になる事実があることに気づいた人物がいます。
「10円値上がりして、花が咲いたんだね」
その人物とは、『サラダ記念日』などで有名な歌人の俵万智さん。値上げ前の52円のはがきと、62円のはがきを比べてこんなひと言をTwitterに投稿しました。
52円のはがきには、1輪の百合と1つのつぼみが描かれています。ところが、62円のはがきでは百合が2輪咲いています…!
俵万智さんは、52円のはがきに10円のはがきを足した郵便物を受け取ったことで気がついたのですね。
俵万智さんの言葉からは、つぼみだった百合が咲いたことの「気づき」の嬉しさがすうっと伝わってきます。
小さな発見を純粋に喜べる人、俵万智さん。その感性には、憧れの気持ちを抱かされます。
郵便はがきや切手には、たびたびちょっとした仕掛けがされています。次は、自分がそれを気づける人になってみたいですね。
[文・構成/grape編集部]