「葬儀会社をよく思っていない人がいる」 行動に、唖然
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- 出典
- @soramichi_m
年齢を重ねるほど、永遠の別れを何度も経験するようになります。
お通夜や告別式に参加するだけでなく、遺族として式の手配をする側になることもあるかもしれません。
※写真はイメージ
亡くなってから数日で葬儀を執り行わなければならないため、混乱し、気持ちの整理はなかなか付かないでしょう。
そんな中、弔いに必要なさまざまな事柄を手配してくれる葬儀社は、頼れる存在です。故人の体を清めて、お別れの儀式を滞りなく進め、きれいな花で飾ってくれます。
葬儀が終わった後で、「きちんと故人を弔うことができた」「気持ちの整理が付いた」と思うと共に、よくしてくれた葬儀社には改めて感謝の想いを感じることでしょう。
しかし、世間には葬儀会社をよく思っていない人もいるようです。
まさか、『こんなこと』をされているだなんて…。
「葬儀社なんか見たくもない、さっさと帰れ!」
身内の方が亡くなった時、葬儀社の車を見て不思議に思った空路恵(@soramichi_m)さん。
その時に感じたことを漫画にして、大きな反響を得ています。
葬儀社の車だと分かると、危害を加えられる可能性があるため、社名をのせないことにした。
葬儀社が「遺族の心を大切にして、仕事をしている」ことを実感している空路恵さんにとって、衝撃的な話だったようです。
空路恵さんの漫画を読んで、以下のような意見が寄せられました。
中には、こんな声もあります。
宮式の霊柩車が減ってるっていうのも、通り過ぎるのを見て不快だって思う人が増えたのが原因だって聞いた。
※画像はイメージ
そういえば、見かけなくなりました。
かつては、「霊柩車を見たら親の死に目に会えなくなる。それを避けるために、親指を隠せ!」といわれていました。霊柩車は人々にとって不吉な存在だったのです。
いまでは宮式霊柩車のように、葬儀社の社名が不吉に思われるようになってしまったのかもしれません。
葬儀社の車を見た人が、自分の死を連想したり、身内の死を連想してしまって、不安になる気持ちは分かります。
ですが、それで葬儀社を攻撃していいことにはなりません。
攻撃しようとしている葬儀社は、今日も故人の旅支度を整え、遺族の心を穏やかにしようと尽力しています。その葬儀社と遺族の間に割って入り、妨害行為をするのは、許されることではありません。
※写真はイメージ
今回、空路恵さんの漫画に登場した葬儀社は、トラブルに遭って車の社名を消すことになってしまいました。しかし、葬儀社を取り巻く環境には地域差があると思われます。社名を隠す必要なく、地域住民に葬儀社の存在が受け入れられているところもあるはずです。
多くの人が、いずれはお世話になるところ。
こういった事実があるのは非常に哀しいことです。
[文・構成/grape編集部]