震災を受けた窯元が、九州北部豪雨で打撃を受けた『伝統工芸品』を支援
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福島県双葉郡浪江町で300年続く、伝統工芸品『大堀相馬焼』。
その窯元の1つである『松永窯』の4代目・松永武士さんが、九州北部豪雨により大打撃を受けた、福岡県東峰村の『小石原焼』の商品の一部を店舗にて期間限定販売することを発表しました。
同じような状況だった『松永窯』
『大堀相馬焼』は、2011年の東日本大震災による原発事故の影響で、窯元すべてが浪江町を強制退去させられ、一時は廃業の危機に陥りました。
しかし、伝統の灯を絶やさないようにと、2014年からは浪江町から100km離れた西郷村にて、窯元を再建させることに成功します。
『松永窯』は震災以後、販路がなくなってしまったため、若い人たちが中心となり、インターネットでの販売・広報宣伝を実施。
そして「これからより一層頑張っていこう!」という時に、2017年7月に九州北部豪雨による災害が発生。
東峰村の伝統工芸品『小石原焼』が、災害で作陶はもちろん、店舗営業すらできないことを知ります。
そこで、東峰村にとっての「誇り」である『小石原焼』を支援するために、松永さんは『松永窯』で販売支援することを決定したのだそうです。
同じような経験をした人だからこそ分かる、災害の打撃。こうした人のつながりが広がることで、伝統工芸品を末永く守っていくことができるのかもしれません。
大堀相馬焼 松永窯
住所:福島県西白河郡西郷村小田倉字小田倉原1-31
[文・構成/grape編集部]