閉店後、店先に『紙袋』を置くレストラン 中には優しさが詰まっていた
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ハロウィンデザインのお菓子袋、捨てる前に! ダイソー商品でポーチにリメイクお菓子のパッケージ袋をリメイク!100円ショップのアイテムだけで簡単ポーチを作ってみました。

「無言の圧を感じる…」 住民のリサイクルに絶大な効果を生んだ『可燃ゴミ』の名前が?SNSで、全国の自治体が採用するユニークなゴミの名称が話題を呼んでいます。可燃ゴミを『燃やすしかないごみ」とした京都府亀岡市と、『分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ』とした徳島県徳島市を取材。『クセが強い』名称に込められた思いや効果を探りました。
イギリスにあるレストラン『Bosu Body Bar』が行った試みが、多くの人から称賛されています。
営業終了後に、店の前にいくつかの『紙袋』を置くというのですが…。
紙袋には、優しさが詰まっていた
店先に置かれた、「シェアして!」「食べて!」などのメッセージが書かれた紙袋。
この紙袋には、ホームレスの人たちに向けた食事が入っているのです。
『Bosu Body Bar』が提供する料理には添加物が入っていないため、あまり日持ちしません。もし売れ残ってしまった場合、スタッフに配ったり、廃棄したりしていました。
そこで考えられたのが今回のアイディア。売れ残った料理を箱詰めして紙袋に入れ、食事に困っている人たちにシェアするというものです。
投稿には、こんなメッセージが添えられています。
この試みに、「とってもいいアイディアね!」「ホームレスの人を見かけたら、伝えるようにします」と賛同の声が上がっています。
世界中で問題になっている、まだ食べられるものを捨ててしまう『食品ロス』。内閣府が運営するウェブサイト『政府広報オンライン』によれば、日本でもスーパーマーケットや飲食店などで廃棄される『まだ食べられる食品』は、年間632万トンに達するそうです。
店は食品を捨てずに済み、食事に困っている人はお腹が満たされる…今回の試みはまさしく一石二鳥です。
人を救い、かつエコにも配慮したこのプロジェクトを考えたスタッフたちは、きっと温かい心を持った人たちなのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]