妻を看取り、数時間後に息を引き取った夫 ひたむきな『愛』に胸を打たれる
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愛を誓いあい、結婚した一組の夫婦に起きた、奇跡のような出来事。
海外メディアに取り上げられ、話題を呼んでいる実話をご紹介します。
70年連れ添った夫婦の結末
夫であるプレブル・ステイバーさんと、妻のイザベルさんは、学生のころに出会い、恋に落ちました。
戦時中は離ればなれになるも、変わらぬ愛情を抱き続けた2人。戦後に夫婦となり、5人の子宝に恵まれました。
喜びも苦しみも分かち合いながら、寄り添うように生きてきたプレブルさん夫婦。
やがてイザベルさんが認知症を患い、介護施設で別々の部屋になるまで、その関係は変わりませんでした。
誕生日の願いは「夫婦で昼寝」
10月に96歳の誕生日を迎えたプレブルさん。誕生日プレゼントに何が欲しいかを尋ねられると、こんな願いを口にしたのだそうです。
「妻と一緒に、昼寝をしたい」
プレブルさんの願いは叶えられ、3時間ほど、2人はただジッと横になり、眠りました。
それから数日後、イザベルさんは夫に手を握られながら、息を引き取りました。
プレブルさんは、妻を看取った数時間後、追いかけるように生涯を閉じたのだそうです。
2人の娘であるロリー・ステイバー・クリントンさんのFacebookには、奇跡のような結末を迎えた夫婦の写真が投稿され、大勢の涙を誘いました。
・なんて美しい話なんだ。
・涙が出た。これぞ純粋な愛。
・きっと2人は天国で一緒に過ごしているはず。
お互いへの愛情を胸に、最期の瞬間まで共に過ごした夫婦。
想像を超える真実の愛を見せた夫婦の物語は、多くの人に語り継がれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]