「遅延を批判する人は、コレを見て!」 駅で撮影された写真にハッとする
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『敬老の日』を指定して巣鴨で買ったのは… 写真に「目のつけ所がすごい!」「かたたたき券」というコメントとともに投稿されたのは、切符の写真。行き先に「これは面白い!」という声が相次ぎました。

夜の踏切、現れた列車の見た目が…? 「なんだこれ」「現実世界じゃないみたい」「踏切が開くのを待っていたら、見たことないのが通過してびっくりした」『一人旅研究会』の栗原悠人(@hitoritabiken)さんがとらえた豪華寝台列車『TRAIN SUITE 四季島』の写真。ロマンにあふれた1枚が話題です。
2018年1月22日の大雪により、鉄道各線のダイヤが乱れるなど、交通網に大きな影響が生じた首都圏。
帰宅時間帯に重なってしまったこともあり、家路を急ぐ人で駅はごった返しになっていました。
改札で振替輸送のルートを尋ねる人、電車を諦めてバスやタクシーの列に並ぶ人…その中には、鉄道会社に対してこんな文句も寄せる人もいました。
「雪が降るって分かっていたんだから、対策をとっておけ」
「いつ動くんだ!」
「こっちは寒い中で待っているんだ、早く動かせ」
声を荒げたところで、事態が改善するわけではありません。
しかし、残念なことに遅延や運転見合わせが起きた時、批判の声を上げる人は珍しくありません。
そうした人たちに対して「批判する前に、これを見てほしい」と、こいずみとっかい(@kirisameExpress)さんは1枚の写真をTwitterに投稿。
「その通りだ!」と多くの拍手が寄せられた写真が、コチラです。
投稿者さんがとらえたのは、乗客が転ばないよう、ホームに積もった雪を取り除く作業員さんたちの姿。
叩くのではなく、遅延してでも電車を動かし続ける鉄道会社に感謝すべき。
投稿者さんの思いは、多くの人の共感を集めました。
・まったくもって、その通り。
・この日は、いろいろな人が雪かきしてました。多くの人が努力しているのに、批判するなんてありえません。
・自分のことしか考えられない人には、なりたくないですね。
確かに、大雪により鉄道のダイヤは大幅に乱れました。
しかし、私たちの安全のために尽力してくれた作業員さんや駅員さんの存在を知っていれば、理不尽なクレームや暴言を伝える気にはならないはずです。
1月22日の大雪の日、利用客のために最善を尽くしてくれたすべての人たちに「ありがとうございました」と、声をかけたいですね。
[文・構成/grape編集部]