「コンビニの店長に許可をもらって設置!」 心温まる気配りとは?
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春の訪れを告げる鳥、ツバメ。古くから幸せの象徴でもあり、軒先にツバメが巣を作った家やお店は繁栄するといわれてきました。
しかし、巣から落ちてくるヒナのフンは、なかなか厄介な問題。
中には「不衛生」といった理由から、ツバメの巣を落としてしまう人も多いそうです。
そんな中、ツバメの巣を保護するために立ち上がったのが、NPO法人バードリサーチでした。
配布されているフン受け
NPO法人バードリサーチでは、プロジェクトの1つとして『ツバメかんさつ全国ネットワーク』を発足。
フン受け、ツバメの子育てへの理解を求めるポスター、そして、ツバメが巣を作った際の対応マニュアルの3点セットを配布するなど、ツバメの巣の保護活動を行っています。
出典:ツバメかんさつ全国ネットワーク スクリーンショットより
ツバメかんさつ全国ネットワーク
ジュンパイ(@kotori_jp)さんは、実際にツバメのフン受けを設置した1人。
コンビニの軒先にツバメの巣を発見したジュンパイさんは、店長さんに断りを入れて自らフン受けを設置したといいます。
また、ジュンパイさんによると、このコンビニにツバメが巣を作るのは今回が初めてではありませんでした。
最初こそツバメの巣に困っていた店長さん。しかし、2回3回…とジュンパイさんがフン受けの設置を続けるうち、徐々に心境も変化していったのでしょう。
今回設置した際には、フン受けを設置してくれているジュンパイさんに対して「いつもありがとうございます」と感謝の言葉を伝えてきたほど。
そうした経緯を振り返り「継続って大事」と語るジュンパイさん。また、「ツバメが安心して子育てをできて、人からも理解されるなら嬉しいことです」とも語っています。
人とツバメは共存できる
巣を作るのに適した自然環境が減少しているため、都市部の民家や商店、駅のホームなどに巣を作るツバメをを見かける機会も増えました。
※写真はイメージ
だからこそ、「不衛生だから」といって巣を落としてしまうのではなく、共存していくために何ができるかを考える必要があります。
ツバメのフン受けもその1つ。NPO法人バードリサーチの活動がもっと広まり、ツバメのヒナの成長を見守っていける心優しい人たちが、もっと増えますように…。
なお、NPO法人バードリサーチでは、1口3千円で寄付も受付中です。人とツバメの共存の道をつくるため、寄付のご協力をお願い致します。
[文・構成/grape編集部]