A「夜泣きがヒドくて」B「うちの子はぐっすり」 ママたちの主張がこんなに違うのはナゼ?
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- 出典
- 講談社BOOK倶楽部
多くのお母さんたちが抱える、子育てに関する悩み。
「子どもが泣き続けて、全然眠ってくれない」「夜は1時間おきに目を覚ます」
個人差はありますが、子どもの睡眠トラブルに悩む親は多いものです。
※写真はイメージ
子どもを眠らせるために、普段よかれと思ってしている行動が、実は逆効果をもたらしているかもしれません。
子どもには決まった『活動時間』がある!?
みなさんは、次に挙げた例のうち、どの行動が子どもの安眠を妨げる可能性があると思いますか。
・寝る前は、子どもが満足するまで絵本をたくさん読んであげる。
・寝冷えをしないように、服は大人より1枚多く着せている。
・子どもが寝ている時は、できるだけ音を立てないように注意している。
・抱っこをしている時に、子どもが完全に寝ついたのを確認してからベッドに置く。
・とにかく自分のことは二の次。子どもを寝かせることを最優先している。
実は、上に挙げた行動はいずれも子どもの安眠を妨げている可能性があるのだそうです。
子どもの睡眠コンサルタントとして活躍する愛波文(あいば・あや)さんは、「子どもが疲れすぎる前に寝かしつけることが大事」だと訴えています。
子どもの睡眠について語る愛波文さん
疲れたら眠くなることが多い大人とは異なり、疲れると眠れなくなる子ども。
子どもには月齢別に起きていられる『活動時間』があり、その時間をオーバーしてしまうと、寝つきが悪くなったり、夜中に目覚めるようになったりしやすくなるそうです。
子どもの活動時間と、ベストな睡眠時間を記した表がこちら!
出典:書籍『ママと赤ちゃんのぐっすり本』
「子どもはよく眠るもの」というイメージはありますが、こんなにも細かく活動できる時間が決まっているとは、驚きですね!
また、睡眠トラブルを解決するためには、光や音などの室内環境や、日々の生活リズムなどを整えることが重要。
例えば、音に関していえば「静寂より音があるほうが子どもの寝かしつけには効果的」だと愛波さんは語ります。
具体的には、TVやラジオなどから流れる「シャーッ」という砂嵐の音や、波の音や小川のせせらぎなど、ゆらぎのある自然音が、子どもの安眠を助ける効果があるといいます。
愛波さんは、子どもの安眠に最適な音をまとめて『ぐっすりノイズ』と呼んでいます。家庭内のある物で生み出すことができるのだそうですが…。みなさんは何だと思いますか。