「3歳児との買い物が苦痛」母親の相談に『おっさん』の助言がしみる
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
保育士の経験を持つ子育てブロガーの『でっかいおっさん』さんが、3歳児クラスを担当していた時の出来事をつづりました。
でっかいおっさん先生は、保護者からこんな相談を受けます。
出典:でっかいおっさんの子育て相談ルーム
息子と一緒にスーパーマーケットに行くと、『玩具付きお菓子』の前で必ず「買って!」と泣いてねだられてしまうのだそうです。
お母さんが「買わない」というと、息子は床に倒れ込んで泣きわめくとのこと。周りの目が気になるお母さんは根負けし、つい買ってあげてしまうという繰り返しになっていました。
お母さんは保育園を利用していましたが、買い物の行く際は子どもを預けておくことはできません。なぜなら、保育園にはこういったルールがあるからです。
このお母さんは真面目にこのルールを守り、保育園に息子を迎えに行った後、買い物をしていたようです。
そしてお菓子をねだられることが、相当のストレスとなって蓄積していました。
しかし、でっかいおっさん先生はこう考えます。
出典:でっかいおっさんの子育て相談ルーム
保育園のルールには反しますが、「買い物に行きたくない」と思ってしまうほど心の負担になっている状況です。工夫をして、自分の心を守ることが優先されるべきでしょう。
この提案とともに、でっかいおっさん先生はこうアドバイスします。
「お菓子買って!」に根負けして買ってしまうと、「泣けば買ってもらえる」という行動が子どもに定着してしまう。
これを防ぐために「買わない」という選択肢をとり、買わなかったことを「ほめる」ことをでっかいおっさん先生は勧めました。
「ガマンすると、ママにほめてもらえる」
この流れを定着させるのです。また、店に入る前に「今日はお菓子を買わない」と約束し、約束を守れたら「ほめる」ことも有効だそうです。
出典:でっかいおっさんの子育て相談ルーム
「ルールを守ること」「こうあるべきとされる子育てをすること」にしばられすぎ、疲弊してしまっているお母さんたちに、でっかいおっさん先生は温かいメッセージを送っています。
でっかいおっさん先生のアドバイスを読んだ人からは、「保育士さんがそれいっちゃっていいんですか!?でも嬉しい!」「いつかうちの子にもガマンが定着する日を信じて頑張ります!」との声が寄せられています。
でっかいおっさん先生の言葉で、無理をしすぎてしまっているお母さんたちが、少しでも荷を下ろせたらいいですね。
[文・構成/grape編集部]