ノートルダム大聖堂で大規模な火災 燃える尖塔を前に『祈る人々の歌声』が響く
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
2019年4月15日(現地時間)にフランス・パリにあるノートルダム大聖堂で、大規模な火災が発生。
高さ約90mの尖塔が消失する大きな損害に、人々から悲しみの声が上がっています。
出火元は屋根裏
ノートルダム大聖堂は12世紀に着工され、約180年かけて完成。1991年にはユネスコの世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れる観光地でもありました。
皇帝ナポレオンが戴冠式(たいかんしき)を行うなど、フランスの重要な歴史を刻んでいる場所でもあります。
また、フランス語で「我らが貴婦人」を表す『ノートルダム』は、聖母マリアを指すためキリスト教のシンボルともいわれていました。
産経ニュースによると、ノートルダム大聖堂は2018年から大規模な改修工事を行っており、尖塔を囲む銅像の移転作業が行われたばかりだったそうです。
出火元は屋根裏にある改修工事用の足場付近とみられており、約400人の消防隊が地上から消火活動を行っていました。
幸い出火はノートルダム大聖堂の閉館時間だったようです。
しかし、周辺の交通は遮断され、観光客が避難するなど混乱する場面も。
ノートルダム大聖堂の火災に悲鳴
作家やミュージシャンなどで活動している辻仁成(@TsujiHitonari)さんが、友人から送られてきたというノートルダム大聖堂の火災の様子をTwitterに投稿。
その姿に、多くの人が衝撃を受けました。
周囲から聞こえる声に、強い悲しみを感じます。
さらに周辺では、ノートルダム大聖堂の消火活動を見守りながら、祈りをささげる人々の姿も見られました。
ノートルダム大聖堂の火災の様子を見て、ネット上ではこのような声が上がっていました。
・大切な記憶を失うようでつらいですね。
・悲しすぎて…あまりのショックに言葉になりません。
・フランスの人々の気持ちを思うとなんともいえません。
・あのキレイな大聖堂が…世界的な損失です。
なお、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は現地を視察して、このようにコメントしています。
フランス国民だけでなく、多くの人々に悲しみを与えたノートルダム大聖堂の火災。
少しでも早い修復作業を心から願います。
[文・構成/grape編集部]