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『ビスコのおばあちゃんのはなし』も収録 ひろさんの作品が待望の書籍化!

By - grape編集部  公開:  更新:

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温かみのあるコミックエッセイをInstagramで公開し、人気を博している、ひろ(hiro.00316)さん。どのエピソードも思いやりにあふれ、読んだ多くの人の心を揺さぶりました。

そんなひろさんの作品が、2019年5月15日に単行本『家族って、いいな。』(大和出版社)として発売されます!

Instagramで話題になった『ビスコのおばあちゃんのはなし』『家族のはなし』の2作品に、描き下し6作品を加えた合計8話を収録。貧しいながらも、心豊かに育ったひろさんの背景を知ることができる1冊です。

ひろさんの心優しき母親や兄たち

ひろさんは、書籍の中で「生きていく上で大事なことは、家族から教わった」と述べています。

実は、ひろさんは3兄妹。書籍には、ひろさんの母親である糸母ちゃん、長男のまーくん、次男のきーちゃんとのエピソードが収録されています。

「見栄を張るより胸を張れ」が口癖で肝っ玉の強い母親は、極貧の中でも明るい家庭を築いていました。しかし、ただ明るく振舞っていたのではありません。

ひろさんの母親は、物事のいい面を見つめる目と、あらゆることを温かな心で受け入れる優しさを持っていたのです。

本書に収録された最初のエピソードは、『家族のはなし』。父親の連れ子であった長男・まーくんを、母親がどのように家族に迎え入れたのかが描かれています。

初めての出会いから2年経つと、旅人気質の父親は母親と離婚をすることに。「まー坊は俺が連れて行く」と父親がいうと、母親は次のように長男に尋ねるのです。

「まさしはどうしたい?」

この後の涙なしには読めない展開は、ぜひ本書をご覧ください。

優しさに満ちた物語の数々。読み終わったら、きっとあなたも自身の家族に会いたくなります。


[文・構成/grape編集部]

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