町工場発案の『踏み間違い防止装置』に称賛の声! 「素晴らしい」「カッコいいなぁ」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。
2019年4月に起こった交通事故をきっかけに相次いで報道されている、高齢者ドライバーによる事故。
度重なる事故の報道を受け、ネット上からは「免許の強制返納を」といった声が相次ぎました。
しかし、車がないと満足に生活を送ることができない人がいるのは事実。交通網が発達していない地域で、車は生活必需品といえます。
『高齢者ドライバーの事故』を減らすため、立ち上がった町工場
そういった現状に一石を投じるため、立ち上がったのは埼玉県川口市にある『ナンキ工業株式会社』。
「人の命と財産を守る踏み間違い事故防止装置」と称し、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ『STOPペダル』を開発しました。
ナンキ工業株式会社によると、『STOPペダル』の特長は以下の通り。
また、社長であり『STOPペダル』の発案者である南平次さんは、どのようにして車に取り付けるかを動画で分かりやすく説明しています。
日産・マーチの場合
ダイハツ・ミライースの場合
『STOPペダル』はTVやネット上で拡散され、多くの人から「素晴らしい!」という声が相次いでいます。
2019年6月11日に行われた、令和元年都議会第2回定例会の代表質問では、小池百合子都知事が『踏み間違い防止装置』の取り付けへの補助を表明。
高齢者が1割程度の自己負担で『踏み間違い防止装置』を車に装着できるよう、対策を考えているといいます。
『高齢者の事故対策』を発表した東京都に、称賛の声 「素晴らしい!」「他県もやって」の声相次ぐ
事故を減らす上で大切なのは、高齢者ドライバーを批判したり、無理に免許をはく奪したりするのではなく、協力して安全な社会を築くこと。
今後、日本の高齢化が進むことで、車を手放せない高齢者ドライバーは増えていくかもしれません。
政府にはしっかりとした対策や補助を考えてもらい、安心して暮らせる社会に近付きたいですね。
[文・構成/grape編集部]