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町工場発案の『踏み間違い防止装置』に称賛の声! 「素晴らしい」「カッコいいなぁ」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年4月に起こった交通事故をきっかけに相次いで報道されている、高齢者ドライバーによる事故。

度重なる事故の報道を受け、ネット上からは「免許の強制返納を」といった声が相次ぎました。

しかし、車がないと満足に生活を送ることができない人がいるのは事実。交通網が発達していない地域で、車は生活必需品といえます。

『高齢者ドライバーの事故』を減らすため、立ち上がった町工場

そういった現状に一石を投じるため、立ち上がったのは埼玉県川口市にある『ナンキ工業株式会社』。

「人の命と財産を守る踏み間違い事故防止装置」と称し、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ『STOPペダル』を開発しました。

ナンキ工業株式会社によると、『STOPペダル』の特長は以下の通り。

1.アクセルペダルの構造的問題を解決したペダル装置です。

2.運転方法は自動車教習所で教えている運転を基本とするため、今迄どおりです。

3.踏み間違えても前進、バック、共にアクセルペダルの踏込で確実に止まります。

4.運転者が車を止める気持ちであれば確実にアクセルペダルで止まります。

5.電子制御でないので、ご認知による誤作動の心配がありません。

6.既存車両、ワイヤー式、電子スロットル式のほとんどの車に取り付けできます。

7.短時間で取り付けできると共に、又元に戻すこともすぐ出来ます。

8.踏込力の強度は運転者の踏込強度に合わせ無段階で調整できます。

9.踏み間違い防止装置の切り替えスウイッチでランプ表示による運転者の注意喚起をします (防止装置作動中ランプ青色表示、防止装置使用中止ランプ赤色点滅表示)。

10.踏み間違えた時、ブレーキの空走時間と空走距離が短く止まります。

nanki-stoppedal ページ ーより引用

また、社長であり『STOPペダル』の発案者である南平次さんは、どのようにして車に取り付けるかを動画で分かりやすく説明しています。

日産・マーチの場合

ダイハツ・ミライースの場合

『STOPペダル』はTVやネット上で拡散され、多くの人から「素晴らしい!」という声が相次いでいます。

2019年6月11日に行われた、令和元年都議会第2回定例会の代表質問では、小池百合子都知事が『踏み間違い防止装置』の取り付けへの補助を表明。

高齢者が1割程度の自己負担で『踏み間違い防止装置』を車に装着できるよう、対策を考えているといいます。

事故を減らす上で大切なのは、高齢者ドライバーを批判したり、無理に免許をはく奪したりするのではなく、協力して安全な社会を築くこと。

今後、日本の高齢化が進むことで、車を手放せない高齢者ドライバーは増えていくかもしれません。

政府にはしっかりとした対策や補助を考えてもらい、安心して暮らせる社会に近付きたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
nanki-stoppedal ページダイハツミライースSTOPペダル取り付け動画ニッサンマーチSTOPペダル取付作業動画

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