キム・カーダシアンが下着を『Kimono』で商標申請 「着物を奪わないで!」と非難の声
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
このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。
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2019年6月25日、アメリカのタレントであるキム・カーダシアンがプロデュースする新しい下着ブランドを発表。
ブランド名が『Kimono(キモノ)』であることに対し、日本国内や海外から非難の声が相次いでいます。
米セレブが、下着ブランドを『Kimono』で商標登録
補正下着ブランド『Kimono』は、キム・カーダシアンが15年の間取り組んできたプロジェクト。
海外メディアの報道によると、キム・カーダシアンは『Kimono』で商標登録を申請中とのことです。
キム・カーダシアンのInstagramアカウントは、1億4千万人以上のフォロワーがいます。全世界への影響力は計り知れません。
もし『Kimono』が下着ブランドとして定着してしまった場合、本来の着物を下着と勘違いしてしまう人が続出したり、インターネットの検索結果が下着で埋め尽くされてしまったりするかもしれません。
結果、着物を取り扱っている日本の企業が損害を被る可能性があります。
キム・カーダシアンの投稿は日本国内で拡散され、多くの非難する声が上がっています。
・もしこのまま定着したら、「日本人は下着で歩いていたの?」ってからかう人が出てくるかもしれない。
・日本における歴史的な衣服の名称を、下着ブランドとして認識されるのは困る。大切な名前を奪わないで!
・もし『Kimono』が商標登録されたら、アメリカで本物の着物を『Kimono』という名前で売れなくなってしまうのでは…。
・これはさすがに『文化の盗用』でしょう。「着物を知りませんでした」って言い訳はちょっと無理がある。
『Kimono』という名称に対し、日本国内だけでなく海外からも「この下着は好き。でも着物じゃない」「失礼すぎる!」「名前を変えろ!」など非難の声が殺到。
キム・カーダシアンの投稿に対し、「This is “Kimono”!」という言葉と共に着物を着用した写真が寄せられています。
また、Twitterではブランド名の変更を求める『#KimOhNo』(キム・オー・ノー)というハッシュタグが発足しました。
2019年6月27日現在、キム・カーダシアンは寄せられた批判や名称に関するコメントをしていません。
キム・カーダシアンが『kimono』という下着ブランドを立ち上げた真意は分かりません。しかし、着物という文化が海外に間違って伝わってしまうのは悲しいことです。
着物という文化の本質がより多くの人に伝わることを、着物を愛する多くの人が願っているはずです。
[文・構成/grape編集部]