「昔の地名に戻してくれ」と切実に願う その理由に、賛同の声
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2019年6月18日に、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生。土砂災害や液状化現象などの被害が確認されたほか、1m未満の津波も押し寄せました。
「災害の被害から逃れるため、なるべく安全な地域に住みたい」と改めて多くの人が感じたことでしょう。
注目が集まる『昔の地名』
おいでよ山口@民俗(@minzokunokai1)というTwitterアカウントで、山口県関連の情報を発信している投稿者さんが、災害が起こるたびに思っていることを投稿。多くの賛同を得ています。
被災した地域には、防災の一環として『災害が起こったことを意味する地名』が名付けられてきたといわれています。
しかし、「印象が悪い」「新たに住み着く人がいないのではないか」「土地が売れないと困る」などと不安視され、後に地名が変更されたケースも。
被災してから古地図を調べ、初めて自身の住んでいる地域が危険度の高いことを知った人もいるようです。
【ネットの声】
・先人の知恵を消すのは愚行!
・初めて知りました…自分の住んでいる地域の古い名前を調べたいです。
・「現在やたらとキレイな地名が付けられている地域は、過去に被災した『悪いイメージ』を払拭するために変更されているからだ」と聞いたことがあります。
現代では、過去のデータや最新の調査などを総合したハザードマップをさまざまな地域で製作しているため、まずは住んでいる地域のハザードマップを確認することが大切です。
ですが、先人の知恵が役立つことも事実。ネット上の地図コンテンツである『goo地図』では、表示の設定を古地図にすることも可能。また、地域の古い名前を調べられるさまざまなアプリも開発されているため、最適なものを探してみるといいでしょう。
長野県の公式ウェブサイトでは『災害にかかわる地名』を紹介しているので、自分が住んでいる地域について調べたい人は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
災害にかかわる地名(全般)
[文・構成/grape編集部]