「私が背負います!」 歩けない生徒をおぶって遠足へ行った先生に称賛の声
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
多くの子供たちにとって、遠足は好きな学校行事の1つでしょう。アメリカ・ケンタッキー州の小学校に通う10歳のライアン・キングちゃんも、秋の遠足を楽しみにしていました。
行き先はオハイオ・ステート・パークにある滝までのハイキング。ライアンちゃんは神経管欠損の一種である二分脊椎(にぶんせきつい)を患っているため、車いすが欠かせません。しかしハイキングの道のりは車いすが利用できないことが分かったのです。
海外メディア『TODAY』によると、ライアンちゃんは前年の遠足も、同じ理由で参加できなかったのだそう。その日は母親のシェリーさんが娘と一緒に『特別な遠足』と題して町を散策したといいます。
そこで今回はなんとかライアンちゃんが参加できる方法がないだろうかと、シェリーさんが学校に相談に来ていた時のこと。たまたまその会話をジム・フリーマン先生が耳にします。
4年生の科学を教えているフリーマン先生はライアンちゃんの担任ではなく、シェリーさんともこれまで一度も話をしたことはなかったのだとか。
すると事情を知ったフリーマン先生は即、こう提案したのです。
「私が喜んで彼女を滝まで背負っていきましょう!決まりです!彼女の願いを叶えてあげましょう!」
それを聞いたライアンちゃんは嬉しさのあまり満面の笑顔になったといいます。
先生が少女を背負って遠足へ
そして遠足当日。この日のために用意した特製のバックパックを使って、フリーマン先生はライアンちゃんを背負ってハイキングに出発しました。
シェリーさんはこの日のことをFacebookに投稿。「娘が決して疎外感を感じることがないようにと思いやりを示してくれた」と、フリーマン先生と学校関係者に感謝の気持ちをつづっています。
この投稿は2千回以上シェアされ、先生たちへの称賛のコメントがたくさん寄せられています。
またシェリーさんは『TODAY』に、今回の出来事がライアンちゃんにとってどれほど特別な意味があったかについても語りました。
フリーマン先生をはじめとする親切な先生たちのおかげで、念願の遠足に参加することができたライアンちゃん。
この遠足はきっと彼女にとって一生忘れられない素晴らしい思い出になることでしょう。
[文・構成/grape編集部]