「意味わからん」「なぜ?」 職場の『女性はメガネ禁止』に、怒りの声 By - grape編集部 公開:2019-11-06 更新:2019-11-06 メガネ企業女性 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 近視などで視力が低い人にとって、メガネは必需品です。 しかし「メガネは見栄えが悪い」などという理由から、女性にのみ着用を禁止している職場があるといいます。 『メガネ禁止』の職場に、怒りの声 2019年11月6日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、働く女性を取材しているウェブメディア『ビジネスインサイダージャパン』の竹下郁子さんに話を聞きました。 竹下さんは職場でのヒールやパンプスの着用義務に異議を唱える『#KuToo』の調査をする中で、女性のメガネ着用を禁止する職場があることを知ったといいます。 番組でも街の声や実際に働いていた人に取材をしたところ、以下のような職場で、勤務中のメガネ着用を禁止していることが分かりました。 『メガネ禁止』の職場 【国内航空会社の客室乗務員】 緊急時にメガネが割れると本人も、客にも危険なため、安全上の理由から男性・女性問わずメガネ着用を禁止している。 【国内化粧品会社の美容部員】 店頭で働く場合、メガネをかけていると、自分のメイクを客に見せる際に、邪魔になるため。 【創業80年以上の老舗料亭の接客担当】 和装にメガネは似合わないため、接客担当の女性はメガネ禁止。 【大手百貨店の受付】 メガネをかけていると「見た目がよくない」「冷たい印象」に見えるため、女性はメガネ禁止。 具体的な禁止の理由もある一方で、一部の職場では「見た目」といったあいまいな理由でメガネを禁止しているようです。 竹下さんは、メガネ着用禁止の根底には、「女性は職場の華であれ」というような古い差別意識があるといいます。 また「仕事のスキルプラス、女性だけに職場の華であること、マネキンであることが求められている」と話しました。 コメンテーターの反応 番組MCの加藤浩次さんは、明確な理由もなくメガネを禁止する企業について「時代錯誤だと思う」とバッサリ。 ふだんメガネをかけている近藤春菜さんはコメントを求められると、「メガネが何したっていうのよ」と怒りの声を上げました。 仕事している時にパーティメガネみたいなふざけたやつをかけているなら、怒られるのも分かりますけどね。 「見た目が悪い」といっている意味も分からないです。メガネかけただけでスキルが落ちるんですかね。 世の中にはコンタクトが合わなくてメガネをかけている人もいるのに。メガネがだめっていわれたらどうしたらいいんですか。 スッキリ ーより引用 また、コメンテーターで出演していたフリーアナウンサーの近藤サトさんは、次のようにコメントしています。 今(メガネ禁止の)対象になっているのはたぶん若い人ですよ。 年をとってくると老眼も出てくるし、ドライアイも出てくる。「老眼鏡もだめなの?年をとったら働いちゃだめなの?受付にいちゃだめなの?白髪はだめなの?」とそういう話になってくるじゃないですか。 スッキリ ーより引用 ネット上でも、放送を見た人たちからさまざまなコメントが寄せられました。 ・メガネ禁止企業なんてあるんだ。考え方が古すぎる。 ・「見た目が悪いから」という理由で女性だけメガネ禁止って、立派なハラスメントですね。 ・すごい身近な話題。私もメガネ禁止だから某しゃぶしゃぶ屋のアルバイトを辞めました。 ・前の職場はメガネ禁止だった。「冷たい印象になるから」って。まったく理解できなかったな。 スキルと関係ないところで女性を縛るような不平等なルールは「時代遅れ」といわれても仕方がありません。 『メガネ禁止』が本当に業務上必要なルールなのかどうか、よく検討してほしいものですね。 [文・構成/grape編集部] 外に落ちていた『青い塊』 その正体に「ゾッとする」「子供が触りかけた…」海の近くを歩く際は要注意!一見きれいな青い塊の正体とは…? 「有毒なので注意してください」 よく見る『黄色い花』に「知らなかった…」「公園で見た!」春から夏にかけて咲く黄色い花。身近な植物ですが、注意が必要です! 出典 スッキリ Share Post LINE はてな コメント
近視などで視力が低い人にとって、メガネは必需品です。
しかし「メガネは見栄えが悪い」などという理由から、女性にのみ着用を禁止している職場があるといいます。
『メガネ禁止』の職場に、怒りの声
2019年11月6日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、働く女性を取材しているウェブメディア『ビジネスインサイダージャパン』の竹下郁子さんに話を聞きました。
竹下さんは職場でのヒールやパンプスの着用義務に異議を唱える『#KuToo』の調査をする中で、女性のメガネ着用を禁止する職場があることを知ったといいます。
番組でも街の声や実際に働いていた人に取材をしたところ、以下のような職場で、勤務中のメガネ着用を禁止していることが分かりました。
『メガネ禁止』の職場
【国内航空会社の客室乗務員】
緊急時にメガネが割れると本人も、客にも危険なため、安全上の理由から男性・女性問わずメガネ着用を禁止している。
【国内化粧品会社の美容部員】
店頭で働く場合、メガネをかけていると、自分のメイクを客に見せる際に、邪魔になるため。
【創業80年以上の老舗料亭の接客担当】
和装にメガネは似合わないため、接客担当の女性はメガネ禁止。
【大手百貨店の受付】
メガネをかけていると「見た目がよくない」「冷たい印象」に見えるため、女性はメガネ禁止。
具体的な禁止の理由もある一方で、一部の職場では「見た目」といったあいまいな理由でメガネを禁止しているようです。
竹下さんは、メガネ着用禁止の根底には、「女性は職場の華であれ」というような古い差別意識があるといいます。
また「仕事のスキルプラス、女性だけに職場の華であること、マネキンであることが求められている」と話しました。
コメンテーターの反応
番組MCの加藤浩次さんは、明確な理由もなくメガネを禁止する企業について「時代錯誤だと思う」とバッサリ。
ふだんメガネをかけている近藤春菜さんはコメントを求められると、「メガネが何したっていうのよ」と怒りの声を上げました。
また、コメンテーターで出演していたフリーアナウンサーの近藤サトさんは、次のようにコメントしています。
ネット上でも、放送を見た人たちからさまざまなコメントが寄せられました。
・メガネ禁止企業なんてあるんだ。考え方が古すぎる。
・「見た目が悪いから」という理由で女性だけメガネ禁止って、立派なハラスメントですね。
・すごい身近な話題。私もメガネ禁止だから某しゃぶしゃぶ屋のアルバイトを辞めました。
・前の職場はメガネ禁止だった。「冷たい印象になるから」って。まったく理解できなかったな。
スキルと関係ないところで女性を縛るような不平等なルールは「時代遅れ」といわれても仕方がありません。
『メガネ禁止』が本当に業務上必要なルールなのかどうか、よく検討してほしいものですね。
[文・構成/grape編集部]