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メガネっ子の娘が号泣 病院でお年寄りに言われた、何気ない『ひと言』とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2人の子供を育てているナヲきち(@mth_nao)さんは、病院に行った時の出来事をTwitterに投稿。その内容が大きな反響を呼んでいます。

メガネの娘にかけられた『ひと言』

投稿者さんの次女は、3歳児検診で『弱視』が判明したため、治療用のメガネをかけることになりました。

弱視とは、物を見るための視機能が十分に発達しないことにより、視力が弱い状態をいいます。子供の視機能は6歳頃までに完成するといわれ、早期発見すれば治療をして視力を成長させることも可能です。

治療とはいえ、小さな子供にとって「メガネをかけ続ける」というのは、なかなか大変なこと。

投稿者さんは、保育園の先生やママ友などに協力してもらい、次女のメガネ姿を本人の前でほめてもらうなどして、なんとか本人が嫌がらずにかけられるように工夫をしてきました。

しかしある日のこと、眼科に検査に行った際に、ほかの患者のおばあさんが次女を見て、こんな言葉をかけたそうです。

「こんな小さいのに、メガネなんてかわいそうねぇ」

そのひと言を聞いて次女は「保育園に行きたくない!」と泣き出してしまったといいます。

その後、投稿者さんや周囲のフォローもあって、なんとか心を落ち着かせることができた次女。

おばあさんのひと言は悪気がなかったにせよ、幼い心に深く傷つくものだったのでしょう。

「みんなの協力で本人はメガネを気に入ってくれていただけに、ただただ悲しい」と語った投稿者さん。また今回の件で、「意図をせず人を傷つけてしまうことは自分にもある」と考えさせられたといいます。

投稿を読んだ人たちからは、たくさんの励ましのコメントが寄せられました。

・「小さいのにかわいそう」ではなく、「小さいのに眼鏡が似合ってて最高にかわいい」といってあげたいですね。

・高校生の娘も3歳からずっとメガネでした。大きくなると、メガネっ子も増えるので大丈夫!

・同じ親として胸がキュッとなりました。心から応援しています!

ひと昔前は、「小さな子供がメガネをかける」というのは珍しいことだったのかもしれません。

しかし今では、子供の弱視についてより広く認識されるようになり、早期発見・治療の重要性も知られるようになりました。

おばあさんの「かわいそう」という言葉は、現状をよく知らないからこその、発言だったのかもしれませんね。

自分の発した何気ないひと言によって、誰かを勇気付ける場合もあれば、逆に傷付けてしまう場合もあるでしょう。

相手の気持ちをよく考えて、想像力を働かせることが大切ですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@mth_nao

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