「そうだったんだ!」「なるほど!」今まで曖昧だったローマ数字の『もやもや』解消!
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アパレルの由来は何?言葉の意味やファッションとの違いも解説アパレルという言葉の意味や由来、日本における使われ方について解説します。また、ファッションとの違いや、アパレル業界の代表的な業種、職種をまとめました。アパレルの由来や詳しい意味を知りたい人、業界について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

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映画のタイトルやゲームのナンバリングなどでよく使われている、『Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ…』というローマ数字。
Twitterでは「ローマ数字ってよく分からないよね!」という話題で、多くの人が盛り上がっています。
例えば、3は『Ⅲ』と表記し、5は『Ⅴ』と表記します。
『Ⅴ』の右隣に『Ⅲ』がある『Ⅷ』は8ですが、9は『VIIII』ではなく『Ⅸ』なのです。
「…ややこしい!」と頭を抱えてしまいますね。
ことの発端は漫画『黒執事』
ある漫画喫茶店のスタッフが「バラバラになった『黒執事』を順番に並べ直すのが1番しんどい作業」と投稿し、たくさんの人の共感を得たのでした。
現在、『黒執事』は単行本を29巻まで発売中。
その背表紙の巻数、全てがローマ数字で表記されています。
確かに、1~29までのローマ数字を順番に並べ替えるのは難易度が高いですよね…。
そして、『黒執事』の作者である枢やなさんも、自宅の『黒執事』シリーズにはアラビア数字で番号を振っていると明かしました。
作者でさえ翻弄されるローマ数字…!
ローマ数字は、羊を数えるための数字だった
多くの人を悩ませるローマ数字について、横山 明日(@asunokibou)さんが分かりやすく説明しました。
もともと、羊の数を数える時に、頭数を木に刻んで数えていたそうです。
ただ刻むだけでは分かりづらいので、5は『Ⅴ』、10は『Ⅹ』と、5区切りで記号を変えていたのですね。
なるほど~!
これなら、ただの模様に見えていたローマ数字も、ちゃんと文字として認識できそうです。
さらに、ローマ数字は『3999』までしか表せないそうですよ。
これも、もともと「羊を数えるための数字」という由来を知っていれば「4千頭以上の羊を数えることなんてなかったのかも」と推測できますね。
知れば知るほど、面白くなる数字の世界。
横山さんは、そんな、数字にまつわる算数や数学の楽しさを伝える『math channel』という体験型算数ワークショップを運営しています。
気になった人はぜひ、チェックしてみてください。
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[文・構成/grape編集部]