コロナ禍で家族を守ろうとする人々を描いた漫画『大切なものを守りたい人たち』が話題

By - grape編集部  公開:  更新:

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世界中で猛威を振るっている、新型コロナウイルス感染症。全国的な大流行により、各店舗ではマスクが品薄の状態になっています。

非常事態とも呼べる状況をもとに、しろやぎ(siroyagishugo)さんが創作漫画を描きました。

ある朝早くから、多くの人にまぎれてドラッグストアに並んでいた高齢者は…。

『大切なものを守りたい人たち』

作中では、家族のために早朝からドラッグストアに並ぶ高齢者や、友人の前ではついマスクを外す小学生、母親と病院で面会ができなくなる女性など、リアルな人々の様子が描かれています。

それぞれの「守りたいもの」が交差する物語

登場する人物たちは、それぞれ異なる立場でコロナ禍の日常を生きています。高齢者が夜明け前から列に並ぶのは、自分のためではなく家族のためだとわかるシーンは、作中でも特に印象的な場面です。

大人だけでなく子どもたちもまた、この状況の中でそれぞれに葛藤を抱えていることが伝わってきます。

病院で面会できなくなった女性のエピソードは、感染予防のための措置が家族との時間を奪う現実を描いたものです。制度や規制の背景には、こうした個人の切実な事情があることを、作品は静かに示しています。

繊細な描写で描かれた人々の心の動きに、読者からはさまざまな反響が寄せられました。

・涙が出ました。みんな大切な人のために動いているという事実に気付かされます。

・分かります。自分も祖母と面会ができなくなり、さびしい気持ちでいっぱいです。

・今の状況で満たされている人なんていないんですよね。早く事態が収束しますように…。

コメントには、作品を通じて「自分と同じ思いを抱えている人がいる」と気づいた読者の声が多く集まりました。面会できなくなった祖母への思いを打ち明けるコメントのように、作品が読者自身の体験と重なる部分もあったようです。

マスクを始めとする生活用品の品不足や、学校の臨時休校やイベント等の自粛が相次いでいる2020年3月現在。

普段とは異なる対応を求められがちな今、どことなく余裕のない、ピリピリとした雰囲気が社会にまん延していることは否めません。

不測の事態だからこそ、私たちは周囲の人と協力し合い、相手の立場になって物事を考えることの大切さを忘れてはいけない…と思わされますね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
siroyagishugo

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