外出自粛の中で誕生日を迎えた男の子 この日が「一生の思い出」になった理由は
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
新型コロナウイルス感染症の感染者が増え続けているアメリカでは全国的に外出自粛が呼びかけられています。
感染拡大を防止するためのやむを得ない措置とはいえ、予定していたイベントやパーティーがキャンセルになり、がっかりしている人も多くいます。
2020年3月22日、ジョージア州に住むジャック・イートンくんは11歳の誕生日を迎えました。
彼はこの日を盛大にお祝いするつもりでしたが、外出自粛要請によって誕生日パーティーができなくなってしまいます。
母親のジェシカさんもそんな息子を見て、「この隔離状態でのさびしい誕生日は思い出深いものになるだろうな」と思っていました。
誰にも会えないさびしい誕生日になると思っていたら?
そして誕生日当日。ジャックくんとジェシカさんにとって、とても思い出深い1日となりました。ただし、予想とはまったく違う意味で。
なんと彼らの隣人たちが次々と車に乗ってジャックくんの家にお祝いにやってきたのです!
人々は感染防止のために6フィート(約180㎝)以上離れるというルールをきちんと守りながら、クラクションを鳴らしたり、車の中からハッピーバースデーソングを歌ったりして、ジャックくんの誕生日をにぎやかにお祝いしました。
海外メディア『CNN』によると、ジャックくんは3月2日に最愛の祖父を亡くしたばかりなのだそう。さらにお葬式を終えて家に戻るとすぐに学校が休校になり、友達とも会えなくなってしまったのです。
そして楽しみにしていた自身の誕生日パーティーも開けなくなってしまいました。
それを知ったアマンダ・ワグナーさんという女性が、ジェシカさんの近隣の人たちに呼びかけて、みんなでジャックくんの誕生日のお祝いに駆け付けたのです。
ジェシカさんはこの日の出来事についてFacebookにつづっています。
世界中でコロナウイルスの感染防止のために外出自粛や禁止の措置がとられている今、あらゆるアイディアを駆使して「安全に」家族や友人との交流を楽しんでいる人たちも多くいます。
こういう時だからこそ創造的に考え、大切な人との絆を深めていけたらいいですね。
[文・構成/grape編集部]