ドラッグストアや百円ショップで…補聴器ユーザーから悲痛な訴え「代用しないで」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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2020年4月20日現在、厚生労働省によると、新型コロナウイルスの感染症(以下、コロナウイルス)の国内感染者数は1万人を超えています。
そんな中、『体温計』に関して、新たな問題が浮上していることをご存じでしょうか。
体温計が品薄に…その影響とは?
厚生労働省は、コロナウイルス感染の疑いの目安としてこのように提示しています。
症状の1つにあげられているのが「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている」。
そのため、体温計の需要が急激に高まっているといいます。
多くのドラッグストアや百円ショップなどの店頭では、体温計自体が品薄状態となり、さらに、体温計用のボタン電池も品薄状態です。
補聴器のボタン電池を代用…? 補聴器ユーザーから悲痛な声
この状況に関して、ジロウ(@jirou___2018)さんの投稿が話題となっています。
フォロワー数の多いジロウさんは、補聴器を使用している友人からこのような内容を拡散してほしいとお願いされたそうです。
今、コロナウイルスの影響で体温計用のボタン電池が品薄状態になっていて、代わりに、補聴器用のボタン電池が使われ始めています。
しかし、補聴器用電池は電力が弱いので、消費も早く、体温計には不向きだと思います。
そして、身体の一部として使っている補聴器の電池を買い占められると、補聴器ユーザーとしては大変困ります。
似ているものだけど、補聴器の電池は買わないでほしいです。
難聴者は補聴器がないと声も音も聞こえない人がいます。
だから、1人でも多くの人に伝わってほしい。
この投稿での『ボタン電池の品薄』は、ドラッグストアや百円ショップなど、店頭での品薄を指しているそうです。
店頭での買い物で、体温計用ボタン電池の品薄を知り、慌てて補聴器用電池を代わりに購入する人々が現れたのかもしれません。
ちなみに、ネット通販サイトで確認してみると、体温計用ボタン電池について『在庫あり』の業者をいくつか確認できました。
ネット通販を利用すれば体温計用ボタン電池は手に入ります。ですので、店頭やネット通販で売っている補聴器用のボタン電池は、本当に必要としている補聴器使用者のために買わないようにしたいものです。
この投稿には、多くのコメントが寄せられています。
・補聴器ユーザーです。拡散ありがとうございます。
・私の知人も困っているみたいです。
・私も店頭で電池を探しましたが見つかりませんでした。でも、ネットで買えました!
・買い占めが電池にまで及んでいるとは。本当に困りますよね。
品薄状態になっていることを知ると焦ってしまいますよね。
しかし、こんな時だからこそ、普段買わない品物を買う時には、『誰のための品物なのか』について、冷静になって考えたいものです。