「こんなに想ってくれる国があっただろうか」 台湾が日本に防護服5万着寄贈し、話題沸騰
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大地震の台湾、日本の支援に感謝 コメントに「涙が出た」「頑張れ!」2024年4月3日に発生し、マグニチュード7を記録した台湾東部沖地震。日本が100万ドル(約1億5100万円)の緊急無償資金協力による支援を実施することを発表し、台湾から感謝の声!

「日本有事はつまり台湾有事です」 支援に14万人が感謝「泣けてくる」2024年1月5日に、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。令和6年能登半島地震による被災地支援と復興協力のため、6千万円の寄付を決めたことを報告しました。
台湾政府が超党派議員連盟『日華議員懇談会』を通じて、防護服5万着を日本に寄贈していたことが2020年6月13日に判明し、話題となっています。
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行により、医療物資が不足していた日本。
防護服も不足したため、レインコートやポリ袋などを代用し、急場をしのがなければならないこともあったようです。
緊急事態宣言が解除された後も予断を許さない状況の中、台湾の支援に喜びや感謝の声が上がっています。
梅雨を迎え、災害が起こる前の支援
産経ニュースによると、防護服は5月末に日本に到着しており、5万着のうち2万5千着は台湾系医療従事者に、残る半分は日本の消防関係者に提供されたとのこと。
詳細について、次のように報じられています。
例年、豪雨などで災害が起こりやすい日本。災害時の活動を想定し、事前に消防団に防護服を配るようです。
なお、『日華議員懇談会』の会長である古屋圭司衆議院議員は、Twitterで消防庁とすでに協議していることをつづっています。
同年4月にも、マスク200万枚を日本に寄贈した台湾。
マスク不足続く日本を、台湾が支援 寄贈されたマスクの数に驚きの声
再びの支援に、人々からは「こんなに日本を想ってくれる国があっただろうか」「感謝しかない」などの声が上がりました。
コロナウイルス対策での台湾からの寄贈を、忘れないよう胸に刻んでおきたいと思う人は多いようです。
[文・構成/grape編集部]