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ヒラメとカレイの違いとは? 見分け方やおいしい食べ方も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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見た目が似ている魚と聞くと、ヒラメとカレイが思い浮かびます。実際に、ヒラメとカレイを見分けることができず、調理法が分からなくなる人も少なくありません。

そこで当記事では、ヒラメとカレイの違いや見分け方をご紹介します。

ヒラメとカレイのおすすめ料理もご紹介するので、参考にしておいしい魚料理を堪能しましょう!

ヒラメとカレイの違いと見分け方とは?

『ヒラメ』とは、カレイ目ヒラメ科に属し、晩秋から初春にかけた季節が旬の魚です。

一方で『カレイ』とは、カレイ目カレイ科に属する魚で、旬は種類によって異なります。

ヒラメとカレイの違いや見分け方は、下記の通りです。

見た目

『左ヒラメに右カレイ』という言葉があります。

お腹の部分を手前に、または目を上にした際に顔が左側を向くものがヒラメ、右側を向くものがカレイです。

しかし、カレイの中には顔が左向きになる種類があるため、確実な見分け方としては適切ではありません。

より明確な見分け方としては、口を見て判断をすることがポイント。

小魚を食べるヒラメは、口が大きく、歯がギザギザしています。

一方で、小さな甲殻類を食べるカレイは、口が小さく、唇が分厚いです。

値段

ヒラメとカレイでは、ヒラメのほうが高価格で取引されている傾向です。

ヒラメは生息地が限られており漁獲量が少なく希少性が高いため、高級魚として知られています。

一方でカレイは、ヒラメよりも多くの漁獲量があり市場に出回りやすいため、大衆魚として知られています。

ヒラメとカレイの栄養価とおいしい食べ方

※写真はイメージ

ヒラメとカレイは、食用としておいしくいただくことができるため、両方とも人気が高い食材です。

しかし、ヒラメとカレイの外見は似ていますが味には違いがあり、おいしい食べ方も異なっています。

ここでは、ヒラメとカレイのおいしい食べ方について解説します。

ヒラメ

ヒラメは攻撃的な性格をしておりイワシや小魚を捕食しているため、身が引き締まっている食感です。

また、タンパク質やビタミン、アミノ酸などの栄養価を多く含みます。

さっぱりとした味のヒラメは、生食用として人気がありますが、加熱をしてもおいしくいただけます。

ヒラメのおいしい食べ方は、下記の通りです。

刺身

※写真はイメージ

ヒラメの食べ方として定番の刺身は、薄く削ぎ切りをすることでヒラメ本来の味を堪能できます。

刺身が余ったら、カルパッチョや昆布締め、漬け丼などにアレンジすることが可能です。

ムニエル

※写真はイメージ

ヒラメに小麦粉をまぶし、バターで焼きます。

バターのコクがヒラメのあっさりとした味を引き立て、程よい焼き加減がうま味を閉じ込めます。

天ぷら

※写真はイメージ

ヒラメをさっと揚げて天ぷらにすることもおすすめです。

油の風味とサクッとした食感が、ヒラメの味を引き立てます。

カレイ

カレイは穏やかな性格をしており小さい甲殻類や虫を捕食しているため、脂がのっていて柔らかい食感で、コラーゲンを多く含みます

カレイにはアニサキスなどの寄生虫がいる可能性があり加熱処理を行わなければならないため、カレイを生食することは一般的ではありません。

カレイのおいしい食べ方は、下記の通りです。

から揚げ

※写真はイメージ

カレイをシンプルな味付けにして、じっくり揚げて作ってみましょう。

外はカリッと、中は柔らかくジューシーに仕上がります。

煮付け

※写真はイメージ

醤油や砂糖などで甘辛く調理する煮付けは、カレイを使ったおなじみのメニューです。

ふっくらと仕上がり、食欲をそそる絶品おかずになります。

干物

※写真はイメージ

カレイを塩水に漬け込んでから、水分が抜けるように干す干物は、長期保存をすることが可能です。

調理時間を短縮できるほか、さまざまな料理にアレンジができます。

まとめ

ヒラメとカレイを見分けるためには口を見ます。

口が大きく歯がとがっているほうがヒラメ、口が小さく厚い唇をしているほうがカレイと判断しましょう。

さっぱりとした味わいのヒラメのおいしい食べ方は『刺身』『ムニエル』『天ぷら』です。

柔らかく脂がのっているカレイのおいしい食べ方は『から揚げ』『煮付け』『干物』などがあります。

ヒラメとカレイを見分けて、それぞれの特徴に合った食べ方でおいしくいただきましょう!


[文・構成/grape編集部]

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