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『犬も歩けば棒に当たる』の意味とは? 似た意味のことわざも紹介!

By - grape編集部  公開:  更新:

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ことわざとは、歴史ある古くからのいい伝えを、短い言葉にしたものを指します。

人々の日常生活における経験や知恵をもとにした、人生の教訓や風刺の意味が含まれていることが特徴です。

当記事では『犬も歩けば棒に当たる』の意味や使い方、英語表現などを紹介します。

ことわざの意味を再確認し、正しく活用できるようにしましょう!

『犬も歩けば棒に当たる』には2つの意味がある?

『犬も歩けば棒に当たる』ということわざの由来は、江戸時代に盛んに行われた遊戯である『江戸いろはカルタ』が由来とされています。

『犬も歩けば棒に当たる』は、『江戸いろはカルタ』の第1句でした。

『犬も歩けば棒に当たる』には、下記のように『幸運説』『災難説』と2通りの意味が存在します。

実際に使う時は、状況に応じて使い分けましょう!

(1)何かをしようとすれば、思わぬ災難に遭う

(2)行動すれば、思わぬ幸運に出会える

(1)では、文字通り『棒に当たる』ことを災難な出来事と表現しています。

一方、(2)は『当たる』という言葉を幸運な表現に変換させた内容です。

2つの意味は真逆の解釈となるものの、江戸時代の時点で両方の解釈がされていました。

『犬も歩けば棒に当たる』の使い方と例文

『犬も歩けば棒に当たる』には2つの解釈があるため、間違った使い方をしないよう気を付けましょう。

よい意味で使用する場合は『励ます』意図で、悪い意味の場合は『戒め』の意図で使用することが適しています。

以下では、それぞれのパターンの使用例を紹介します。

【悪い意味の使用例】

・失礼な発言をした同僚が左遷された。犬も歩けば棒に当たる出来事を目の当たりにした。

・リーダーに立候補したものの、プロジェクトに失敗し、評価を下げられてしまった。犬も歩けば棒に当たるとはこのことだな。

【いい意味の使用例】

・失敗しても行動していれば、犬も歩けば棒に当たるというように、チャンスがやってくるはず。

・犬も歩けば棒に当たると思って、片っ端から就職面接を受けたら5か所から内定がもらえた。

『犬も歩けば棒に当たる』を英語でいうと?

『犬も歩けば棒に当たる』は、より端的な英語で表現すると「The dog that walks finds a bone.」となります。

また、ほかによく使われる表現は下記の通りです。

・Nothing ventured, nothing gained.

『venture』は冒険という意味を持ち、『gain』は利益・成長を指します。

『冒険しなければ不利益はないが、利益や成長も得られない』ということを表しています。

ただしこの英文は、『虎穴に入らずんば虎児を得ず』として訳されることもあるため、どちらの日本語訳も覚えておきましょう!

【意味別】『犬も歩けば棒に当たる』と似た意味のことわざ!

以下は『犬も歩けば棒に当たる』と似た意味で使用されることわざです。

『いい意味の類似ことわざ』『悪い意味の類似ことわざ』を2つずつ紹介します。

いい意味の類似ことわざ1:思い立ったが吉日

「行動しよう」と思い立った日を吉日と考え、すぐに実行したほうがよい。

いい意味の類似ことわざ2:怪我の功名

災難と思われたことが、思いがけないよい結果をもたらすこと。意識せずしたことが、偶然にもよい方向へ進むこと。

悪い意味の類似ことわざ1:藪をつついて蛇を出す

わざわざ不必要なことや、余計な発言により、状況を悪化させることのたとえ。

悪い意味の類似ことわざ2:触らぬ神に祟りなし

関わりをもたなければ、自らに災いが起こることはない。めんどうな出来事には余計な手出しをせず触れないように、というたとえ。

まとめ

『犬も歩けば棒に当たる』は、『何かをしようとすれば、災難や幸運が訪れる』という、2つの解釈があることわざです。

文脈によって意味が変わるため、正しく活用することが重要です。

相手にどういった意図を伝えたいのかを明確にすると、言葉の意味が伝わりやすくなりますよ。

よい意味での活用は励ますこと、悪い意味の場合は戒めることを意識して活用しましょう!


[文・構成/grape編集部]

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