怒っている娘にひと言 妻の対応に夫「天才か」
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※写真はイメージ

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怒りの感情は、誰しもが持っているもの。大人になるにつれて、気持ちを落ち着かせるための方法を、自分なりに見つけていくでしょう。
しかし、幼い子供は怒りの感情と向き合う方法を、まだ知らないはず。
7歳と3歳の女の子を育てる父親の、くり(@Crystallineazu1)さん。 怒っている娘さんに対し、妻がかけた言葉に、驚いたといいます。
妻の対応を見た夫 「天才か」
ある時、次女に人形を横取りされて怒っていた長女が、母親に「妹を叱って」と迫りました。
怒りで母親につっかかる、長女。
しかし、母親のこんなひと言で、気持ちを落ち着かせることができたのです。
「お人形を取られて悔しかったんだね」
母親は、怒りに応えるのではなく、奥にある『悔しい』という思いに共感し、長女の話を聞こうと対応しました。
母親に共感してもらえた長女は、自身の感情を整理し、心を落ち着かせることができたのです。
くりさんは、怒りの感情ではなく奥にある『本当の気持ち』に着目して対応した妻を見て、目からウロコが落ちたのでした。
心理学では、怒りは悲しみや落胆、不安といったものが、もととなって出てくる感情であるといわれているそうです。
怒りの裏側には「こうあってほしい」といった、別の感情が必ず隠れています。
一時的な怒りを解消するのではなく『本当の気持ち』に向き合うことで、正しく感情を消化できるのです。
妻は「悔しかったんだね」と長女の『本当の気持ち』に共感して寄り添い、なおかつ「なぜ自分が怒っているのか」に気付けるよう、さりげなくうながしたのでしょう。
くりさんは、怒りの奥にある感情に焦点をあてることの大切さを、改めて妻から学んだのでした。
【ネットの声】
・普段から、自分自身の怒りのもとの感情を探る訓練をするのは、必要だと思う。
・気持ちを理解してあげるのは大事。
・実際の場面でやるのは難しいこと。妻はかなりできる人なんだろう。
怒りの奥にある『本当の気持ち』を、自分自身で理解するのは、大事なことでしょう。
子育てをする時だけでなく、自身のメンタルをうまくコントロールしたい時のためにも、覚えておきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]