海外で寿司を注文 出てきたものに「なんだこれ」「笑いすぎてお腹痛い」
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※写真はイメージ
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ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、うーかさん。
アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことを日課にしています。
そんなうーかさんが、実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介します!
日本のおもてなしの心を表す日本食は、ユネスコの無形文化遺産にも選ばれるほど価値が認められています。
中でも日本のソウルフードである寿司は、今や世界中で押しも押されもせぬ人気グルメ。
世界中で愛される寿司ですが、所変われば品変わるといっても過言ではありません。
海外の寿司事情は、日本人からすると「なんで?」と思わず聞かずにはいられないことも。
本記事では、独自の進化を遂げた『海外の寿司文化』にまつわるエピソードを、台湾在住の筆者が紹介します!
アメリカ人の友達と寿司を食べに行くと?
まずは、筆者の友人であるアメリカ人のアマンダと寿司を楽しんでいた時のエピソードをご紹介。
彼女はアジアン料理が大好きで、よく一緒に寿司を食べに行くのですが、なんと彼女はガリを寿司の上に乗せて食べるのです。それも結構な量を…。
さらに、その上から大量の醤油をかけます。「そんなことしたら、ネタの味がしなくて寿司が台無しだよ!」と毎回思ってしまうのですが、実はこの食べ方、アメリカ人はよくやるそうです。
中には大量のワサビを乗せて食べる強者もいるのだとか。
繊細な寿司の味を感じられなくなりそうで、日本人からすると少しもったいない気がしますね。
※写真はイメージ
次は、海外の寿司店では人気メニューとなっているロール寿司にまつわるエピソード。
日本人からすると「ロール寿司は寿司じゃないよ!」と思うかもしれませんが、海外ではとても人気のある商品です。
海外には色とりどりの種類豊富なロール寿司がありますが、中には「どうしてこんな形にしたの…」と目を疑いたくなるようなものも。
特に『キャタピラーロール』は、その名の通り、芋虫に見立てたユーモアあふれるビジュアルをしています。
※写真はイメージ
店にもよりますが、内側はウナギやアボカド、クリームチーズ、外側にはアボカドなどが使われており、ウナギの甘いタレとアボガドの濃厚な味わいが、なかなかの美味なのですが、問題はその見た目。
特にアメリカのある店で注文した『キャタピラーロール』は、タコの吸盤で目を作ってみたり、カイワレのツノが生えていたりして、奇想天外な見た目に思わず笑ってしまいました!
さすが世界は広いものです。「アバンギャルドなスタイルに持っていくな」と思わざるを得ません。
台湾の『スシロー』が巻き起こした珍騒動
最後は日本でもお馴染みの人気寿司チェーン店『スシロー』に端を発したエピソード。
『スシロー』は世界各国で50店舗以上のチェーン店を展開しており、台湾でも人気を博しています。
そんな『スシロー』が2021年3月、名前に『鮭』という漢字が使われている人の食事を無料にするという変わったキャンペーンを行いました。
「鮭なんて漢字、普通は名前に入ってないでしょ」と思ったかもしれませんが、そこは型破りな台湾人。
なんと台湾全土で300人以上の人が『鮭さん』に改名する騒ぎにまで発展したのです!
台湾では生涯にわたり、3回までなら申請すれば簡単に改名できるそう。
それをいいことに『鮭』の漢字を使った名前に改名申請をする人が続出し、役所には長蛇の列が…。
中には「どうせならウケる名前に!」と思ったのか、『サーモンプリンス』『サーモンマスター』『ダンシングサーモン』など、お笑いタレントのような名前にする人もいたようです。
さらに、この騒動には後日談があります。すでに2回改名したことを忘れて、最後の改名チャンスを、後に『鮭の乱』といわれるこの騒動に使ってしまった人が数名いたそう。
キャンペーンから2年近く経ちますが、今もどこかに『鮭』という名前を使い続けている人がいるのかもしれませんね。
自国の風土に合わせてユニークな発展を見せている海外の寿司文化。
機会があれば日本の寿司だけでなく、独自の進化をとげた海外の寿司を楽しんでみてください!
[文/キジカク・構成/grape編集部]