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「固定観念から解放される」 土井善晴さんの『塩むすび』に心つかまれる人続出

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

ほかほかのご飯に塩だけで味付けしてにぎる、『塩むすび』。

シンプルだからこそ、作る人の手の温度や握り方、塩加減などで微妙に違いが出る、奥深い料理でもあります。

2023年3月21日、料理研究家である土井善晴さんは、Twitterで塩むすびの写真を投稿しました。

おむすびといえば、大きさや形を均一にしなければならないと思いがちですが、土井さんが作ると…。

大きさも形もバラバラだけど、なんだかすごくおいしそう…!

「きれいに握らなきゃ」という思い込みを手放してみる

固定観念にとらわれず、自然に身を任せた料理のスタイルが多くの人から支持を得ている土井さん。

塩むすびは材料がご飯と塩だけというシンプルさゆえ、「形を整えなければ」「均等な大きさにしなければ」と力が入りすぎてしまうことがあります。しかし力を入れすぎると米粒がつぶれ、ふんわりとした食感が失われてしまうことも。土井さんの投稿は、そんな力みを静かに解いてくれるようです。

家庭の中に、小さな子供やたくさん食べる大人、ちょっぴりしか食べない大人などがいるように、おむすびも、いろいろなサイズがあってもいいのかもしれませんね。

大きめのものはしっかりお腹を満たしたい人に、小さめのものはちょっとだけ食べたい人や子どもに。バラバラのサイズが、そのまま食卓に集まる人それぞれの食欲に寄り添ってくれるのです。

コメントに見える「塩むすびの記憶」

投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

・はい最強!あぁ、おむすびが恋しい。この小さいやつを1つ食べたい。

・塩むすびを作ると、いつも半端の小さいのができる。それをつまみ食いするのが至福のひと時です。

・不ぞろいのおむすび、自分で食べたい量を選べるし、合理的。こういう小さいやつがやたらおいしく感じるんですよね。

・亡くなった母の作る塩むすびを思い出します。もう一度食べたいなぁ~としみじみしました。

「小さいやつがやたらおいしく感じる」というコメントは、多くの人が共感するのではないでしょうか。握り終わりにできる小さな端のひとつを口に入れる瞬間は、料理した人だけが味わえる特権のようなものです。

また、母親の塩むすびを思い出すというコメントも印象的です。具もなく、ただ塩だけで握られたおむすびが、これほど深く記憶に残るのは、それが「手の温度」そのものだからかもしれません。

「みんな同じじゃなくてもいいんだよ」というメッセージが込められているような、土井さんの塩むすび。

心がほっと、温まる気がしますね。


[文・構成/grape編集部]

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