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ゼロ戦が再び日本の空を舞う!その姿に心震える

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:@simor700

零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)、通称「零戦」が、終戦から70年経った2016年1月27日、海上自衛隊鹿屋航空基地にて、再び日本の空を舞いました。

静かに、力強く飛ぶ零戦の勇姿。過去の戦争に想いを馳せずにはいられません。

実現したのは「株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン」

「日本の空にまた零戦を飛ばしたい!」という想いから、会社経営の傍ら、8年前から零戦の日本里帰りの活動を進めていました。

パプワニューギニアで本機が発見されたときの姿がこちら。

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出典:READYFOR

かなりボロボロです。こんな状態からフライトができるほどに復元するとは、並々ならぬ熱意を感じます。

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出典:READYFOR

クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、機体のメンテナンスや飛行テストのための出資を募っていました。

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出典:READYFOR

戦争の不幸を二度と繰り返してはならない

オーナーである石塚さんは復元した零戦への想いを、こうコメントしています。

大戦を経験した世代、敗戦後の動乱、高度成長期から平成に生まれた世代は勿論、21世紀に生まれた世代でさえ、「零戦」という名前を知っているかもしれません。ただし、零戦は、戦争の象徴ではありません。零戦が生まれた背景と、その運命から正しい歴史が垣間見える重要な文化遺産のひとつです。

第二次大戦で体験してしまった不幸を二度と繰り返してはならない、という強い意思を持ち続ける象徴としても、この零戦を近代日本の道しるべとして終戦70周年である来年度に日本で飛ばし、これから日本を背負って行く若い世代にもその勇姿を見て何かを感じてもらいたいと心から願っています。

READYFOR ーより引用

「おかえりなさい」その勇姿に心震える人多数

零戦の日本でのフライトは戦後初との情報がありますが、実は1995年に茨城県竜ヶ崎飛行場にて飛んだことがあります。

こちらの零戦は、1944年に米軍が日本軍基地を占領したときに無傷で捕獲。零戦研究のために使われていた機体です。

日本の戦闘機の象徴とも言える零戦。その実際に飛んでいる姿に、戦争を知らない世代の筆者も心が震えました。戦争で多くの命が失われた事実を忘れないために、その悲しみの象徴として、いつまでも大切に保管していただきたいものです。

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出典
@simor700@type_43第1弾!唯一日本人所有の飛行可能な零戦を日本の空で飛ばしたい@e257e657@Nao0410@gripen_ng零戦・P51ムスタングの飛行 (1995年5月5日 龍ヶ崎飛行場)復元ゼロ戦、日本の空へ 鹿児島海自基地で試験飛行

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