ブロッコリーの茹で汁に浮かぶ油膜の正体 農家が明かした意外な真実
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農業法人
有限会社安井ファーム
石川県白山市に本社を置く農業法人。年間約200万株を出荷するブロッコリーを中心に、水稲、キャベツ、タマネギ、コーン、小松菜など多くの作物を栽培している。
レシピや豆知識を発信するSNSアカウントが注目を浴び、2022年には著書『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』を出版。
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- 出典
- @yasuifarm






・農薬じゃなかったんだ!知ることができてよかった!
・これまで、めちゃくちゃ洗ってたよ…。
・勉強になったな~。
野菜を栽培している、有限会社安井ファームのTwitterアカウント(@yasuifarm)が紹介した、ブロッコリーに関する知識に、そんなコメントが寄せられています。
投稿したのは、ブロッコリーを茹でた後のお湯に浮かんでいる油膜に関するものでした。
ブロッコリーを茹でると出てくるのは農薬?
ブロッコリーを茹でた後のお湯に、油のようなもの(油膜)が浮いているのですが、なんでしょうか?
安井ファームには、こうした質問が寄せられるといいます。
お湯の表面にじわっと広がる油膜を見て、「農薬が溶け出したのでは」と不安になった人も多いのではないでしょうか。
農薬と誤解されがちだという、ブロッコリーを茹でた後のお湯に残る油膜。
しかし、安井ファームによると、正体は『ブルーム』と呼ばれる、ブロッコリーの天然由来の成分だといいます。
ブルームは、ブロッコリーが今の形になるよりずっと前、乾燥や外敵から身を守るために適応した結果、生まれたともいわれているそうです。
つまり、農薬とは無関係の、ブロッコリー自身が作り出す天然のコーティング成分というわけです。
洗っても水に浮かぶのも同じ理由
なお、ブロッコリーは水をはじきますが、それもブルームによるもの。ブロッコリーを洗った後、水に浮かんでいる油膜も同じです。
水を勢いよくかけてもはじいてしまうのも、このブルームのはたらきによるものだそうです。何度洗っても油膜が出るのは、それだけブルームがしっかりついているからです。
また、「ブロッコリーの天然由来の成分で、万が一クチに入っても問題ございませんので安心してお召し上がりいただければと存じます」と、安井ファームは紹介しました。
過剰に洗いすぎていた人は、普段通りの洗い方で十分ですよ。
つぼみの部分はもちろん、茎などもおいしく食べることができ、さまざまな料理で活躍するブロッコリー。
活躍の機会が多いからこそ、ちょっとしたことが気になってしまうものです。
もしも茹でた後のお湯や、洗った残りの水に油膜が浮いていても、必要以上に気にする必要はありません。
安心しておいしく食べましょう!
[文・構成/grape編集部]