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- 出典
- tombowpencil
お気に入りのボールペンが書けなくなってしまったらショックですよね。書けなくなった原因はあなたの使い方に問題があったかもしれません。ボールペンの寿命を縮めてしまうNG行為を紹介します。
ボールペンが書ける仕組み
ボールペンの仕組みや書けなくなる原因を解説してくれるのは、トンボ鉛筆の公式Instagramアカウント(tombowpencil)です。
トンボ鉛筆いわく、壁掛けのカレンダーにボールペンで文字を書くのは、ボールペンが書けなくなる原因になるのだとか。一体、どういうことなのでしょうか。
まず、ボールペンが書ける仕組みを確認しましょう。
ボールペンは、ペン先を紙面に押し当てて動かすことでボールが回転し、その表面にインクが付きます。それを紙に写すことで書けるようになるのです。
また、ほとんどのボールペンは重力でインクがペン先に落ちる仕組みになっています。
書けなくなる原因は「上向き筆記」
ボールペンが書けなくなる原因として考えられるのは、「上向き筆記」。これは、ペン先を水平よりも上に向けて筆記する書き方です。
例えば、壁掛けカレンダーに予定を書き込む時は、ペン先が上向きになりがちです。
ボールペンが書ける仕組みでも解説したように、インクは重力で落ちるようになっていますが、ペン先を上向きにして書くと、どうしてもインクがボールペンのおしりの方に下がってしまいます。すると、ペン先の方に空気が入り、インクが流れにくくなるため書けなくなるのです。
必ず、ボールペンで書く時は、ペン先が水平よりも上向きにならないようにしましょう。また、ボールペンは紙と60°~90°の角度になるように持って書くのが理想だそうです。
上向き筆記でもきれいに書けるAirPress
トンボ鉛筆では、上向き筆記をしてもくっきり書けるボールペン「AirPress(エアプレス)」(税込660円)も紹介しています。この商品は、ノックするたびに圧縮空気を送り、インクを押し出す構造になっているので、上向き筆記でもくっきりと書けるのだとか。
手持ちのボールペンのインクが出ない時の対処法
普段から使っているボールペンが、インクはまだあるのに書けない時は、先ほど解説したように、ペン先に空気が入ってしまっているのかもしれません。
ペンの中心あたりに輪ゴムを通してテープなどで固定し、ボールペンが前後に回転するように回してみましょう。遠心力で、ペン先の空気が抜けます。この時、ペンが飛んでいったりしないよう、気を付けてくださいね。
また、ボールペンを保管する際も、ペン先が上向きにならないような角度で置いておくとよいでしょう。
ボールペンを最後まで使うには、正しい使い方をすることが一番です。どうしても上向きで書くことが多いという人は、ここで紹介したような上向き筆記でもきれいに書けるボールペンを使うことをおすすめします。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]