玉ねぎの皮で出汁をとる方法 捨てる前に試してほしい活用レシピ
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煮てよし、炒めてよしの常備野菜として愛されている玉ねぎ。
できることなら食材を余すことなく使いたいところですが、玉ねぎの皮は特に使い道がなく、捨てる人も多いでしょう。
そんな玉ねぎの皮には、ケルセチンという成分が含まれており、抗酸化作用や生活習慣病の予防にも効果があるのだとか。
栄養があるものの捨ててしまいがちな玉ねぎの皮ですが、おいしい出汁として活用することができるようです。
実際に玉ねぎの皮を使って出汁をとり、簡単にできる料理を作ってみました。
玉ねぎの皮で出汁を取る方法
まずは基本となる玉ねぎの皮で出汁をとっていきます。
水出しでひと晩じっくり置く方法もあるようですが、本記事では煮出しでスピーディに出汁をとりました。材料は以下の通りです。
【材料】
・玉ねぎの皮 3個分
・水 1ℓ
・酢 小さじ3ぶんの1くらい
・砂糖、塩 少々
まず最初に、玉ねぎの皮を水を入れたボウルに移します。
次に、酢と水を加えて手で軽くもみながらよく洗っていきましょう。
ちなみに酢には殺菌作用だけでなく、うまみをプラスする効果があるようです。
皮全体に酢水がなじむよう、30秒ほどしっかりもみ込むのがポイントです。洗っていると水が濁ってきますが、汚れが浮いてきたサインなので問題ありません。
洗い終えたら水をよく切り、サイズの大きい皮は出汁が出やすいように割いておきます。
ボウルから鍋に移し替えたら、水と砂糖、塩を投入し、弱火で10分ほど煮詰めましょう。
火加減を強めてしまうと皮の苦みが出やすくなるため、弱火を守るのが大切です。じっくり煮出すことで、玉ねぎの甘みだけを引き出せます。
6分程度煮た段階で、だんだんと水の色が茶色に変化してきました。
10分経つ頃には、玉ねぎのいい香りが湯気とともに立ち込めています。
少し味見をしてみると、ほんのり甘みがあり、かすかに玉ねぎの風味を感じました。これで玉ねぎの出汁が完成!
出汁の色は薄い琥珀色で、こし器や目の細かいザルで皮を取り除けば、澄んだきれいな出汁として使えます。
玉ねぎの皮でとった出汁で味噌汁作り
完成した出汁を使って料理を作っていきましょう。まず1品目は、味噌汁です。
作り方は、普段味噌汁で使う出汁を玉ねぎの皮でとった出汁に替えるだけ。いったん具を入れずに汁だけ飲んでみると…。
何も入れていないのに玉ねぎの味がふわっと広がる、優しい味噌汁になっていました!この後、ワカメやネギを入れて飲んでみたら、期待を裏切らないおいしさに。
これなら普段の味噌汁の水の代わりに、玉ねぎの皮の出汁を使うと、よりおいしくなるかもしれません。
玉ねぎ自体を具として加えると、出汁との相乗効果で甘みがさらに際立ちます。味噌の塩気と玉ねぎの甘みが合わさり、奥行きのある一杯になるでしょう。
玉ねぎの皮でとった出汁で炊き込みご飯作り
次に作るのは、炊き込みご飯です。玉ねぎの皮でとった出汁の味を感じたいため、特に具を入れずに作ってみました。材料は以下の通りです。
【材料】
・米 1合
・玉ねぎの皮からとった出汁 180㎖
普段ご飯を炊く要領で、1合分の水を玉ねぎの出汁に替えて炊飯します。
いざ、炊飯器を開けてみると、うっすらと色付いたご飯が…!
食べてみると「いつもよりも甘いかな」くらいではありましたが、クセがなく栄養を摂れるというのはメリットといえるでしょう。
ご飯全体がほんのり黄みがかった色に仕上がり、白米として食べるだけでなく、おにぎりにしても玉ねぎの風味がほんのり感じられそうです。
玉ねぎの皮でとった出汁で親子丼作り
最後に、玉ねぎのおいしさを堪能できる親子丼を作ってみました。材料は以下の通りです。
【材料】
・卵 2個
・鶏むね肉 150g
・玉ねぎ 2ぶんの1個
・玉ねぎの皮でとった出汁 160㎖
・みりん 大さじ4杯
・醤油 大さじ3杯
・顆粒和風だし 小さじ2ぶんの1
玉ねぎの皮でとった出汁を煮立たせ、刻んだ玉ねぎ、鶏肉を入れていきます。
醤油とみりんが加わると甘辛い香りが立ち上がり、玉ねぎがしんなりして透明感が出てきたら鶏肉に火が通ったサインです。
グツグツとしてきたら、溶き卵をかけて完成です!
それでは、玉ねぎの皮の出汁で炊いたご飯の上に乗せていきましょう。
親子丼の完成です!
玉ねぎの甘みを存分に生かした親子丼は、噛めば噛むほどうまみが増して最高の丼になりました!
玉ねぎを大量に使った際には、捨てる前の皮で出汁をとってみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]