レンチン中に膨らむ冷凍食品のパッケージ そのまま温め続けると…?
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※写真はイメージ

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- 出典
- 日清 公式サイト
電子レンジで温めて調理するだけで食べられる便利な冷凍食品。なかには袋のまま電子レンジで温めるだけでおいしく味わえるものもあります。
ですが気になるのは、その調理過程で、パッケージが大きく膨らむことがある点。「破裂してしまうのでは…」と不安になってしまいますよね。そんな声に、企業公式の回答を紹介します。
蒸気が抜ける仕組みになっている冷凍食品のパッケージ
結論からいうと、冷凍食品の袋が大きく風船のように膨れたとしても、そのまま規定の時間加熱を続けて問題ありません。その秘密は、電子レンジ調理を前提としてつくられている冷凍食品の袋にあります。
一般的な電子レンジは、なかでマイクロ波を発生させて温める食品に含まれる水分子を高速で振動させることで熱を発生させ、食品を温めるという仕組みになっています。その際、食品中に含まれる水分は温められ、蒸気となって空気中に放出されます。電子レンジで温めた食品が、ときどき乾燥して水分が抜けてしまっていることがあるのはそのためです。
冷凍食品を温める時も同様で、パッケージの内部で水分が加熱され蒸気となって食品から放出されます。その蒸気の影響で、袋が大きく膨らんでいるというわけです。
完全に密閉された袋は確かにそのまま破裂してしまう可能性がありますが、袋のまま温めるタイプの冷凍食品は、膨らむことを想定してつくられているので問題ありません。
パッケージが大きく膨らむとぎょっとしてしまいますが、「袋のまま電子レンジOK」の記載がある冷凍食品の場合は安心して温めてくださいね。
[文・構成/grape編集部]